いよいよ2月15日より、「うねり王福岡決戦!漫画アクション杯」が開幕します! 舞台となるBOATRACE福岡は、全国に24カ所あるボートレース場の中でも「レーサー泣かせ」の難水面として名高いレース場のひとつです。
その理由は第1ターンマーク(最初のコーナー)で発生するうねり。海に面したレース場に那珂川から流れ込む川の水が合流し、複雑怪奇な荒波を巻き起こします。
しかもレーサーたちによると、このうねりは「目の前まで行かなければどうなっているかわからない」という、あまり嬉しくないオマケ付き。さらに水面は「潮の干満」の影響を受けるので、午前と午後では艇の乗り心地がまったくが異なります。
つまり、BOATRACE福岡で勝つためには優れた技術と長年の経験に加えて「うねりに対する瞬発的な判断力」が求められるのです。
見どころはなんといっても選手たちが直線時速約80キロからノンブレーキで「うねり」に突っ込む勇猛果敢な姿。まさにボートレースが「水上の格闘技」といわれる所以です。
果たして頂点に君臨するのは、瞬発力に長けた若手レーサーか、それとも経験値の高いベテランレーサーか、はたまた卓越した技術を持つA1レーサーか。
男たちの熱いバトルに魂が昂ること必至です!
■各地から斡旋されたA1レーサーが意地とプライドをかけて激突する!「漫画アクション杯」注目選手
●田道実(タドウミノル)選手 1967年3月29日生まれ。福岡支部所属。A1級レーサー。地元・福岡支部が誇る超ベテランレーサー。これまでに2度のSGを制覇し、そのうちのひとつは2005年にBOATRACE福岡での全日本選手権(現在のボートレースダービー)。どのコースからでも全速トップスタートを狙う一撃必勝タイプ。ミスター若松の愛称を持つ。
●吉田一郎(ヨシダイチロウ)選手 1968年1月27日生まれ。長崎支部所属。A1レーサー。レース場の気温、風向きなどの細かい変化に臨機応変に対応し、その場の状況に合わせてボートの状態を調整していく職人派レーサー。レース後半に向けて調子をあげていく選手なので6日間ある「うねり王福岡決戦! 漫画アクション杯」では最も不気味な存在といえる。
●三嶌誠司(ミシマセイジ)選手 1968年7月8日生まれ。香川支部所属。A1級レーサー。昨年、史上147人目の通算2000勝を達成したベテランレーサー。とてもユニークな性格のため若手の選手からも好かれ、幅広い層のファンを持つ。反面、レースでの攻めは強烈。アウトコースからの圧力は他艇の選手を震え上がらせる。ミスや事故が少ない模範選手でもある。
●田村隆信(タムラタカノブ)選手 1978年3月15日生まれ。徳島支部所属。A1級レーサー。ボートレーサー養成所時代から頭角を現し、デビュー戦は初出走で初勝利。その後も勝ちに勝ち続け、SGレース3冠を達成。常に台風の目として時代をリードしてきた。現在も多種多様な戦略を駆使することから「トリックスター」との異名を持つ。田村選手の6号艇には要注意。
●宮崎奨(ミヤザキススム)選手 1985年8月21日生まれ。香川支部所属。A1級レーサー。どんな環境においても常に自然体のレーススタイルが魅力の選手。これまでに幾度となく優勝戦に出場するも、なかなか優勝には恵まれていないが、ボートレースセンスは抜群。今回の「うねり王福岡決戦! 漫画アクション杯」でも最もファンから優勝が望まれている選手の一人。
●北山康介(キタヤマコウスケ)選手 1989年11月23日生まれ。東京支部所属。A1級レーサー。どのコースからも1着を狙えるマルチレーサー。慎重な性格とは裏腹な大胆なスタートやターンはファンを魅了する。今回の「うねり王福岡決戦! 漫画アクション杯」では最も若いA1選手であり、ベテラン勢をどのように撃破するかが最大の見どころになる。
なお、BOATRACE福岡では2月15日(火)から2月20日(日)の「うねり王福岡決戦! 漫画アクション杯」の開催中、毎日『ペラ坊Tube』にてレースの予想を生配信。ご当地で大人気の芸人「いっちゃく先生」をMCに迎え、ゲストにはお笑いタレントのコンバット満さん(2月15日から18日)、そして19日と20日にはタレントの熊切あさ美さんが出演し、楽しい時間を演出します。アクセスは『ペラ坊Tube』検索で!