BOATRACE宮島「第4回週刊大衆杯」直前情報の画像
ボートレース宮島「第4回週刊大衆杯」

■今年1年の運だめしは神の地・宮島で舟券攻略

 来たる1月10日(水)か1月15日(月)の6日間、広島県の宮島ボートレース場にて『第4回週刊大衆杯』が開催される。

 昨年3月に開催された第3回週刊大衆杯では、地元広島支部のA1レーサー・山口剛選手がフライング明けからの劇的な優勝を果たし、大勢のファンたちを感動の渦に巻き込んだが、今節の週刊大衆杯でも様々な人間ドラマが起きることが予想される。A級選手同士の頂上決戦、若手選手による下剋上、各支部同士の意地とプライドを賭けたバトル、そして女子レーサーの快進撃や番狂せと、文字通り全レースが「決戦」の様相を呈している。

 ちなみにBOATRACE宮島は、日本三景のひとつである安芸の宮島と世界遺産・厳島神社を対岸に臨み、全国24場中「最も風光明媚なレース場」といわれているが、レーサーにとっては過酷な水面でもある。

 その理由は、レース場が海に面しているため複雑な風と波の影響を受け、なおかつ潮の干満差により時間帯によってはコースの表情が様変わりするからだ。これは言い換えれば「穴が出やすい」ことを意味する。神の地・宮島で今年1年の運試しに挑戦だ。

■専属記者が語るBOATRACE宮島舟券攻略のポイント!

 第4回週刊大衆杯を直前に控え、本誌はボートレース宮島の専属記者である「つねさん」こと宮崎経督氏に、BOATRACE宮島の舟券攻略のポイントについて聞いてみた。

 つねさんによると、自然に恵まれ、美しい瀬戸内海に面した宮島ボートレース場は、風光明媚である反面、季節によってはかなり表情が変わるという。

「第4回週刊大衆杯が開催される1月の宮島は、スタンドの裏側から北西の風がレース場に吹きつけることが多いんですが、これがかなり厄介なんです。

 その理由は水面上ではコロコロと風の向きが変わるため。レース直前の風が追い風なら1コースから3コースのスロー勢が有利になりますが、向かい風になると4コースから6コースのダッシュ勢にチャンスの目が出てきます。このような水面状況の場合、スタート力が強い選手に注目することが舟券攻略のポイントになります」(つねさん=以下同)

 また、海に面したレース場では風だけでなく、潮の干満差もレース展開に大きな影響を与えるが、つねさんによると、宮島では「信じられないこと」がたびたび起きているという。

「満潮時に2マークに隣接する海から大量の海水が流れ込んでくるんことがあるんですが、これが進行方向外側に高速の流れを作り出し、信じられないような逆転劇を演出することがあるんです。ボートレースでは余程の実力差がない限り、道中での逆転はあまりみられませんが、ここ宮島ではゴールを切るまで勝敗がわからないんです」

 言いかえれば宮島は予想が難しい反面、大穴も出やすいレース場。今年1年の運だめしに足を運んでみてはいかが?

※水面図の波と風の動きは宮崎氏のコメントに基づいたシミュレーシン。水面は風は天候や時間によって絶えず変化するので要注意。

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