沖縄にボートレース場がない!できない理由を旅行歴20年のライターが考えてみたの画像
カワノアユミ

 ハイサイ! 先日まで沖縄出張をしていたカワノアユミです! 沖縄は20年間、毎年行っている愛してやまない場所。今回は2月なのに気温が20度前後と暖かくて、めちゃくちゃ過ごしやすかったです! はぁ~、こんなところでボートレースを観戦できたら楽しいだろうな〜。

 はい……皆様もご存知の通り、沖縄にはボートレース場がありません!(泣) これにはアメリカ占領時代が深く関係していることと、県が公営ギャンブルの導入を推奨していないということがあります。大きな理由としてはこの2つが挙げられるのですが、これらが改変されたとしても沖縄にはボートレース場を作れない様々な理由があるのかもしれない……。というわけで「おそらくこれからも沖縄にボートレース場ができない理由(泣)」を、沖縄旅行歴20年のライターが真面目に考えてみました!

■風が強すぎる

 沖縄では1年を通してとにかく風が強く吹きます。その理由は周りが海に囲まれているから海風が入り込みやすいから。たとえば、ボートレース場がもっとも多い九州地方の風速が平均3m前後に対し、沖縄は5m前後! さらに季節風などが吹くと最大風速が15m〜25mになることも。ボートレースは風速10m以上でレースが中止になるので、沖縄でのレースを開催するのは難しいと思われますね。

■台風が多い

 沖縄では8月〜9月が台風シーズンのピークです。また、10月〜11月前半にかけて大型台風が接近することがあります。台風が本島に直撃することは少ないのですが、接近すると暴風雨に見舞われることも……。なので、私も台風シーズンはなるべく行かないようにしています。台風でレースが中止順延になれば選手のスケジュールにも響くため、難しそうですね……。

■選手が通いづらい

 沖縄には飛行機でしか行けないことから選手が通いづらいというのも、理由の1つだと思います。さらに台風が近づくと飛行機が欠航になるので、選手が来れない/帰れなくなってしまう可能性も……。これは斡旋のスケジュールが組みづらくなる予感しかない! ただし良い面もあって、沖縄ではお盆が7月にあるので、8月のお盆休みは他府県の選手と比べたら動きやすいかもしれませんね!

■所属選手が恐らく少ない

沖縄出身の選手は2014年現在、11人。これは沖縄支部を作ったとしてもあまりにも少なすぎる……! しかし、愛知支部から長崎支部に移籍して沖縄に移住した原田幸哉選手のように沖縄に移住したいという選手は多いのかも。また、今後も沖縄出身の選手はどんどん増えそうな予感。レース場を作るのは難しそうだけれど、応援したいですよね!

■沖縄でボートレースを楽しむ方法

 ちなみに、沖縄にはボートピアもありません。では、どうやって楽しめばいいのかというと、ボートレースアンテナショップに行くことです! 那覇の国際通りにあるボートレースアンテナショップでは、カフェバースタイルでお酒と沖縄のメニューを楽しみながら店内のモニターでレースを見ることができちゃいます! 舟券の購入はできませんが、ネット投票ならOK! 沖縄出身のボートレーサーも増えているので色んな情報を聞けるかもしれませんね!

【カワノアユミ】関西を拠点とし、ボートレースと夜の街を徘徊し取材する「飲む・打つライター」。ボートレース歴5年。住まい:ボートレース尼崎周辺。好きな予想法はBOX、流し。twitter:@ayumikawano(メイン)、@kawanoboatrace(ボートレースアカウント)

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