BOATRACE戸田「第4回日刊大衆杯」直前情報の画像
ボートレース戸田「日刊大衆杯」

“大衆”の名を冠したレースがBOATRACE戸田に降臨! 選手たちの熱き勝負に注目せよ。

■直線最高時速80キロの水上バトル

 来たる3月29日(金)から4月3日(水)の6日間、埼玉県の戸田ボートレース場で『第4回日刊大衆杯』が開催される。

 通常、ボートレースは内側を走る1コースと2コースが有利といわれる競技だが、ここBOATRACE戸田は、やや状況が違う。

 理由はスタートから最初のコーナー(第1ターンマーク)へ進入するラインがスタンド側に向かって狭くなっていくからだ。

 このようなコースの場合1、2コースの選手はコーナーを目指して斜めに進んで行かねばならず、なおかつ、かなり鋭角なターンをしなければならない。それゆえ、必然的に高度な操縦技術が求められる。

 反面、センターに位置する3コースと4コースの選手はコーナーに向かって最短距離をまっすぐ進むことができる。5コース、6コースが外壁に近くて身動きが取りにくい状況になることから、結果としてセンターである3、4コースの選手が他の艇を制圧し、高配当につながるケースが増えてくるわけだ。

 もちろん、どのコースからの進入であっても選手やモーターの実力、レース展開によって、すべての選手に1着を獲るチャンスがあるわけだが、そこはやはりコースを熟知した地元のレーサーが有利。しかも『第4回日刊大衆杯』では、ご当地埼玉支部で比較的3、4コースでの勝率が高いA1級レーサー・谷津幸宏選手と赤羽克也選手の出場が決まっており、大きな期待が集まっている。

 谷津選手はとにかくスタートタイミングが抜群で、2月14日にBOATRACE鳴門で開催された『なるちゃんバースデー8周年記念競走』で優勝を飾るなど目下、上り調子。一方の赤羽選手は3コースからの勝率が高く、奇しくも昨年開催された『第3回日刊大衆杯』では準優勝を獲得するなど、本社杯とは非常に相性が良い。どちらも優勝候補の最有力選手といっても過言ではないが、そこに立ちはだかるのが、他場の支部から参戦するA1級レーサーたちだ。

 中でも最大のライバルと目されるのは愛知支部の刺客・鈴木勝博選手。常に冷静沈着で、どのコースからでも1着を狙えるマルチプレーヤーであることにくわえて3コースからの鮮やかなまくり差しは圧巻で、内側の選手がちょっとでも隙を見せれば、すかさずトップに躍り出てくる。

 そのほかにもイン逃げで圧倒的な勝率を誇る滋賀支部の吉川喜継選手、昨年BOATRACE蒲郡で開催された『ボートレースダービー』で念願のSG初勝利を上げた成長著しい滋賀支部の青木玄太選手、他艇のミスを見逃さず、2コースからの「差し」を得意とする群馬支部の野村誠選手、強豪福岡支部の荒々しき若武者・岡村慶太選手と竹井貴史選手、そして負けず嫌いで生まれ変わってもボートレーサーになりたいというほど「ボート愛」が深い兵庫支部の鈴谷一平選手と、くせ者揃い。第4回日刊大衆杯は、まさに戦国絵巻さながらの様相を呈しているわけだ。

写真は(左上から)谷津幸宏選手、赤羽克也選手、鈴木勝博選手(中段)吉川喜継選手、青木玄太選手、野村誠選手(下段)岡村慶太選手、竹井貴史選手、鈴谷一平選手(撮影/池上一摩)

 3月20日(水)まで開催されたSGクラシックを皮切りに5月のG1周年競走、10月のSGダービー、来年2月のG1関東地区選手権と、G1以上の開催が複数予定されているBOATRACE戸田。運試しにぜひ一度、ご来場を!

 なお、第4回日刊大衆開催中の3月30日(土)31日(日)の2日間は11時~16時までBOATRACE戸田場内にて「橋の下のマルシェ」が開催される。目玉は地元産新鮮野菜の100円均一! そのほかにもグルメとエンタメが盛り沢山だ。詳細はコチラから!

https://www.hashinoshitano-marche.com

■YouTube『WINWIN LIVE戸田』ではグラビアタレントも参戦!

3月29日(金)草野綾さん、30日(土)熊切あさ美さん、31日(日)内田瑞穂さん、4月1日(月)桐山瑠衣さん、2日(火)西永彩奈さん、3日(水)柳瀬さきさん

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