温度の単位には「摂氏」と「華氏」があります。
摂氏はスウェーデンのセルシウスが、華氏はドイツのファーレンハイトが考案した計測法。
両氏の名前を漢字にすると「摂爾修」、「華倫海」となるので、この名称がつきました。
華氏は水の凝固点を32度、沸点を212度として、その間を180等分したもの。
日本ではほとんど使われないため、海外の天気予報で「明日の気温は68度。気持ちのいい1日になりそうです」などと聞くと、ちょっとビックリしてしまいます。
華氏を摂氏に換算する方法は、(華氏温度-32)×9分の5。
この式に当てはめると、華氏68度は摂氏20度になります。
簡単な暗算法としては、華氏温度から32を引いて2で割り、出た答えを1割水増しする。
これで大まかな数字がわかります。
日常的に華氏を使っている国は、アメリカなど数か国だけです。
次のうち、華氏を採用しているのは?
1.フランス
2.エジプト
3.ジャマイカ
答え :3
出題:浜川卓也