オレは、CMの仕事を30年間もやってる。
自他共に認める北半球一の飽き性のオレがですよ、よくもまぁ続いたなぁと感心するね。
その理由の一つは、毎回違う商品だったからだと思う。
ビールだったり、お菓子だったり、化粧品だったり、電化製品だったり、サービスだったりと、ちゃんと数えたことはないけど、たぶん100商品以上で、タイプ別にすると1000本は創ったんじゃないかな。
その仕事の度に、少なくとも5、6冊から10数冊の関係書籍を読まなきゃならなかった。
読まなきゃならない本が山積みなのは、なんの仕事をしてても同じでしょう?
読んでないの?
だから出世しないし、儲からないのねぇ…
 失礼、イヤミです

他にも、自分の仕事には直接関係なくて分野外だけど、とにかく知っておきたいとか、今後これを知っておかなきゃマズイ気がするとか、前からちょっと興味はあるんだけど、なかなか読む機会がないとかいう時もあるよね。

関係書籍は、だいたい学術本かハウツー本が多いかな。
化粧品だったら「肌の秘密」とか「美とは」とかだし、サービスだったら「今さら聞けない流通の仕組み」とか、書店に行くと山のように積まれてる。
アマゾンなんかだと、「この本に興味を持った人は、こんな本にも興味を持ってます」なんて、ご親切に教えてくださる。
流行のビジネス書も、やっぱり読んどかなきゃだしねぇ。

それじゃ、もったいないけど企業秘密を公開しちゃいましょう!
まずは、小説とかの楽しむ本は、こっちに置いといて…

ハウツー本&ビジネス書&学術本の読み方

1.本の選び方  同じテーマの本を3冊同時に買え!
同じテーマでもたくさんの本が出版されてて、それ関係ってのを探すのにはあんまり苦労しないけど、あまりに沢山有り過ぎて、どの本が信用できるのか? どれを買えばいいのか? サッパリ分からない。
はいはい、よく聞く意見ですね。
まず、タイトルや帯や目次、本文のページをパラパラとめくってみて、なんとなくいい感じとか、この本は丁寧だなとか、真面目な文章だなとか、いい加減に感じるんです。
なにがなんでも、感じるようにパラパラしてください。
それでも、どれがいいか迷ってしまうだろうけど、構うことはありません。
ケチケチしないでドーンとまとめて買ってください。とりあえず同じテーマの本は、3冊もあればいいでしょう。余裕があれば、何冊でもどうぞ!

いい加減ないい感じに頼れ!
必ず買えっ!お金をかけろっ!


このコラムを読んでいる人は、もう立派な大人ですよねぇ。
お金が無いとか、みみっちいこと言わないですよねぇ。
ちょっと飲み代を削るとかね、趣味にかけるお金を削るとかね、そもそもチンタラ遊んでる場合じゃないよぉ、もういい歳なんだから~
そのうち気がついたら、死んでるよ~

失うもの無くして、得るもの無し!

買ってきた本は、早速机の上にドーンと積み上げる。
机の上に何十冊もの本が積み上げられた景色は、なんとも甘酸っぱい快感です。
あれ? 分からない?
残念ですね、それが分かるようになるには、10年かかるかなぁ。
まぁ、そんなに悲観しないで、最初は誰でもそんなかんじですから。
それじゃ、最強無敵の読み方を教えましょう!永久保存版です。

2.目次を眺める
買ってきた3冊のうちの1冊をテキトーに選ぶ。

目次を、ただただ眺めます。
眺める、眺める、眺める、なにかをいい加減に感じながら眺める。


そして、なんとなーく信用性の高い方から順列を決めてください。
なんとなーくのいい加減に! 
ジィーッと眺めていれば不思議なもので、こっち本の方が信用できそうだな、くらいのことは、なんとなーく感じてくるモンです。

あららららら、肝心な所でページが足りなくなっちゃったですねぇ。
読み方は、この後に5段階あるんだけど、仕方がない、続きは、また今度。

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