漢字が日本に伝わったのは4世紀頃。
当時、固有の文字を持ってなかった日本人は、異国の文字を比較的すんなり受け入れたようです。

漢字からひらがなやカタカナを作り、わかりやすい漢字かな交じり文にしたり、中国にはないオリジナル漢字を作ったりと、独自に発展させてきました。峠、笹、畑、匂、枠、働などは日本生まれの漢字です。

さまざまなアレンジを加えたからか、読み方がやたらと多い漢字もできています。

たとえば、「海」。
これを5つ並べて「海海海海海」と書き、「あいうえお」と読むこともできます。
「海女(あま)」の「あ」、「海豚(いるか)」の「い」、「海胆(うに)」の「う」、「海老(えび)」の「え」、「海髪(おごのり)」の「お」というわけです。

「海」よりも、さらに読み方が多いのが「生」。
「せい」「しょう」のほか「なま」、「うぶ」、"生きる"の「い」、"生まれる"の「う」、"弥生"の「よい」、"生一本"の「き」……。
おそらく、漢字の中で最多だろうと言われています。

「生」の読み方、ざっといくつぐらいある?

1.50
2.100
3.150

答え :3

出題:浜川卓也

本日の新着記事を読む