競馬新理論 井崎脩五郎
あーん、いい。あぁ。あーん



出馬表からアエギ声が2回も聞こえてきた。6月21日(土)の東京競馬場である。まず3R。

4番 ドックオブザベ(イ)
5番 ナムラセンセ(イ)
6番 ソレイユレヴァ(ン)
7番 ヨイチスノ(ー)
8番 トウショウスクエ(ア)

()で囲った部分をご覧になっていただきたい。馬名の最下段が、「あーん、いい」というアエギ声になっていたのだ。

続いて、同じ日の8R。

9番 コーディリ(ア)
10番 ブルーボサノヴ(ァ)
11番 オフショ(ア)
12番 タイキグラミ(ー)
13番 マキノクィー(ン)

これまた馬名の最下段が、「あぁ、あーん」と激しくアエいでいた。

アエギ声を出すのは女性に決まっているから、今日のメーンは牝馬を買えということか。

この日のメーンはジューンSで、出走馬は12頭。見たら、牝馬はたった1頭しか出ていなかった。7番人気のクイーンオリーブ。

前走が3秒0差の大差負けで、ここは3か月余りの休み明け。来るのかなあ、この馬が……。

まあ、ものは試しと、複勝を買って見たら、先行して3着に粘り切り、複勝360円。

「競馬は血統。馬券は新理論」。

もう、そうとしか言いようがない結果だなあ。


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