グスーヨンの仕事場の書籍棚

かれこれ2時間をオーバーする頃の企画会議ってのは、どうしようもなくド~ンヨリしてて、頭の中に例の歌が鳴り響き出す。
会議は続くよ
どこまでも~
ダラダラと続くよ
どこまでも~
野を越え、山越え、谷越えて
遙かな街まで(いったいどこの街)
僕たちの~
激しくバカな夢
つないでる~
「あっ」
おっ、2時間の間ずっと黙り込んでいた青年が声を上げた。
「おっ、なにか思いついたのか?」
「…イヤ、やっぱりいいです」
おいおい、思いっきりキッカケ作っといて、それはないだろ~
「この際、なんでもいいからしゃべってくれよ~」
「ちょっと思いついたんですけど、聞いてもらっていいですか?」
「いいよいいよ、思い付きはアイディアの種なんだから」
「続きは、明日にしませんか? もう夜も遅いし」
チ~ン!
終了~。

だいたい、1時間30分やってもダメな会議は、それ以上やっても苦痛と挫折しか生まれない!

そもそもさ、思い出してみなよ。
小学校からずーっと何年も学校ってとこへ行ってたけどね、
算数やら数学やら歴史やら理科やら科学やら物理やら、いろんな基礎知識は教わったんだけど、
アイディアの出し方なんか教わったことないでしょ?

アナタは、間違いなく完全に
アイディア処女、アイディア童貞なのです!
やったことない人にはねぇ、この快感は分からないだろうなぁ。
誰でも初めは痛いけど、後になってドンドン快感に変わっていくのです。
ズズズ…
失礼、よだれが出てしまいました。

それじゃ、前回の続きを
6.ありえない組み合わせを創る
本のタイトルとノートをただぼんやり眺めていて、引っかかったり気になったりした単語や事柄が、たくさん集まりました。
100単語くらいあればOKです。

なんですと?
集まってない?

世話が焼けるけど、仕方がないなぁ、なんたってアイディア処女、アイディア童貞なんだから、優しくしてあげましょうね。

言葉や事柄を集めるのに、一番イメージしやすいのは、連想ゲームです。

ある言葉をキッカケに、思いつくまま次々と連想していきます。
仮に主題を「親子」とします。
→ 父 → 母 → 息子 → 娘 → 赤ちゃん → 乳母車
→ 優しさ → 思いやり → 憎悪 → 傘
→ チャイルドシート → 交通事故 → 違反切符 → 警察
→ 権力 → 政治家 → DNA → ミトコンドリア
→ バクテリア → 虫 → イカ → タコ → ふじつぼ
→ 海 → ペット → 遺伝子操作 → 脅迫 → 混沌
→ 疑い → ケンカ → 引き籠もり → 反抗 → 不登校
→ 転校 → いじめ → 進学 → 情緒 → 不安定 → 学歴 → 大企業 → 官僚 → 高収入 → 貧乏 → マイホーム
→ マンション → ストーカー → 食卓 → 冷蔵庫
→ おいしい → 不味い → 調味料 → フライパン

ほらほら、あっという間に、ビックリするくらい出てくるでしょ!
これだけで30秒くらいです。
主題と関係無いことでも、まったく構いません。
出す時は、出すことに集中せよ!

で、申し訳ありませんが、また来週というワケなんです。

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