消費増税を引きずっているのかいまひとつ景気が伸び悩んでいるなか、外国人、特に中国人観光客の買い物っぷりが、相変わらずすごい。
空港で出国審査を終えたあと、免税店で買うことが多いのだが、あまりに買いすぎて機内の収納に入りきらないことも。そのため直前になって製品を箱から出したり貨物に預け直したりするため、離陸が遅れたこともあるんだとか。
彼らに人気なのが、やはり日本製の家電製品。中でも炊飯器が人気だという。観光客が多く訪れるヨドバシカメラマルチメディアAkibaによると、売れているのが販売価格5万円前後の厚釜タイプ。やはりタイガー、象印というメジャーブランドが人気だという。もちろんあちらでは自国製の炊飯器もあるのだが、日本製のように細かい炊き方設定など細かい機能がないため、評判はよくないんだとか。近年、中国製品のクオリティも上がっているようだが、炊飯器に関しては長年米を食べ続けてきた日本の製品にはまだまだ及ばないようである。
ちなみに観光客の多くは富裕層のためか、店頭でしつこく値切ったりすることはないようだ。これは事前にネットで販売価格を調べてきているため、これ以上は下がらないということがわかっていることもあるのだろう。
たまに1人で2、3個買っていく人もいるという、大人気の炊飯器。日本経済浮上の鍵を握るのは、コレかもしれない!?

(協力・ヨドバシカメラマルチメディアAkiba)

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