“美人すぎる市議”として<美人すぎる○○>の先駆けともなった、元八王子市議にして元ミス日本。現政治キャスターとして活躍中の才媛、佐野美和をナビゲーターとして、”政界の頼れる親父”新党大地代表 鈴木宗男元衆議院議員が日刊大衆読者のお悩みをズバッと一刀両断! 明快にお答えするコーナーです。




美和 宗男先生、今回も困ったちゃんと言うか・・・聞くところによると、男性にはありがちなお悩みですよ(笑)。

宗男 ほぅ。

~製造業 45歳 男性の方からのご相談~恥ずかしながら私、45歳になるのですが飲み会で行ったキャバクラにハマってしまい、今では週3で通うようになってしまいました。お気に入りの娘がいて、その娘に会うために行っているのですが、行くつもりのない日でもその娘から連絡があり、どうしても同伴してほしいと頼まれると断れません。また、いろいろとおねだりされて買ってあげていたりしてもうかなりの額を貢いでいます。貯金も底を尽きそうですし、私の給料では追いつきません。でもやめられそうにありません。

宗男 キッパリと止めるべきです! 身の丈を考えるべきで、背伸びしてはいけない。

美和 これもやっぱり??

宗男 そう! 虫が入ってます!!(笑)

美和 でた! 決めゼリフ!!(笑)あと、宗男先生は「身の丈を考えろ」とはよく言って下さる言葉ですね。身の丈を考えない人は、周りでも沢山見てこられたんじゃないですか?

宗男 見てきたというか、そういう人は沢山います!見栄を張らなくていいところで見栄を張ったり、分不相応な高いバックを持ったりね。ブランド志向なんていうのは全く必要でありません!

美和 “女性のブランド”と“男性のキャバクラ”どちらも見栄の張り合いですね~(笑)。

宗男 私はこの相談者の方に言いたい! キャバクラ通いは、多くても月に1回にしなさい!!(笑)


美和 でもこの相談者の方は、同伴の電話をもらっちゃうと断れないんですよね?夜の世界では、お願いされた同伴に応じるという事は、男らしいとも言えるのでは??

宗男 そんなのは男らしいというのと違います!(語気を荒げて)本人はモテたつもりでいるのかもしれませんが、ただカモにされているだけです!!(キッパリ)

美和 私の友人でも銀座のホステスさんがいるんですが、政治家の銀座通いけっこう活発みたいですね。

宗男 若手議員の方が、銀座や六本木に出てるんだってね?(秘書さんのほうに向かって)

美和 大物政治家より、中堅若手議員の方が“面が割れない”し、ストレスも溜まってそうですものね(笑)。

宗男 政務調査費を使っていなければいいがね(笑)。

美和 友人のホステスさんも、「ある議員さんは、すごい高いワインをポーンと開ける」と言っていました。でも昔は、玄人の女性がお客さんのネタを“週刊誌に売る”とかなかったように思いますが。。今は何処に行ってもネタを売られたり大変な時代ですねぇ。。。

宗男 あ~、でも芸者さんは今でも口が堅いですよ!

美和 でも、宇野宗佑元総理なんかは? 以前、芸者さんの指を3本握り「毎月これでどうだ?」と言ったとか言わないとかのスキャンダルが報道されて、わずか69日での退陣となった、宇野総理。

宗男 あのお相手は、芸者さんではありません!(キッパリ)

美和 ええっ!? あれから四半世紀以上経って“歴史が塗りかえられる”のですか??

宗男 あれは実は仲居さんだったんです。しかもその仲居さんがネタを話したのではなく、当時宇野元総理のライバルだった山下という政治家サイドがネタ元と聞かされています。宇野元総理よりも山下さんの方がずっと総理候補だって言われてきたのに、宇野さんがトントン拍子に駆け上がりましたからね。

美和 すごいジェラシー!と言うと軽いけれど、嫉妬の世界ですね!?

宗男 しかも指3本っていうのは、“月30万”ではなく、“半年で300万”だったというからね。30年前の月あたり50万ですから!(妙に感心する宗男先生)さらに宇野さんはその仲居さんが身寄りがないという事で、面倒見ようとしたんですから!!

美和 なんと驚きの新事実!? 宇野さん、男らしい!!

宗男 その親切がアダになった。(しみじみと)


美和 だったらもっと弁明すればよかったのに!私は元総理の宇野宗佑さんの死亡記事があまりに小さかったことが、当時ショックでした・・・。

宗男 私のオヤジの中川一郎先生がよく言ってました「女の妬み僻みはカワイイもんだ。しかし男の妬み僻みは権力が伴うのでたちが悪い」と。

美和 夜の世界は楽しいものでしょうが、ハニートラップがいっぱいですよ!

宗男 一瞬の快楽・キャバクラに没頭するのは、刹那的でよくない! キッパリと止めるべき!! 止められないなら月に一回くらいにしなさい!!!

美和 宗男先生から月イチはお許し頂きました!(笑)

宗男・美和 一件落着! 困った時は「ムネオ先生に訊け!」


鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

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