「儲かれば何でもアリ」
「自分が食べるんじゃないから関係ない」
拝金主義がはびこり、あらゆる偽装が横行している中国。

つい先日も、食肉加工業者による賞味期限切れ鶏肉の使用が大問題となったばかりだが……またやってくれた!?

清河林業局文化センター体育館にある陸上競技用トラックが「あり得ない」と大ヒンシュクを買っているのだ。

通常、陸上競技用のトラックは平行な直線路とそれをつなぐ曲線路からなっているが、問題の陸上トラックは何やら様子がおかしい。

現地でも、その“トンデモさ加減”が話題になっているようで、取材に訪れたテレビ局のリポーターが実際にトラックを走って検証する映像が動画サイトにアップされている。

まずは、リポーターが直線路を走る。ここまでは普通。そして、曲線路に差しかかったところで……思わず目が点に! あろうことか、コーナーは曲線ではなく、90度の直角! リポーターも転びそうになりながら「アウッ!」と短い悲鳴を洩らす始末。

なぜ、このような“直角トラック”を作ってしまったのか? 現地の報道によると、中国共産党幹部が視察に訪れることが決まっていたにもかかわらず、工事が遅れてしまっていた。そこで、工事関係者は視察に間に合わせるため、慌てふためき、このような偽装を行ってしまったとのだとか。

まるで、ドリフのコントのような“直角トラック”を平然と作ってしまうあたりに、中国という国の“偽装体質”が如実に表れている。

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