競馬新理論 井崎脩五郎
「聖火」が消える前兆なのか
「五輪」という暗号が出た。8月10日(日)、小倉5Rの新馬戦である。
8番 ブルーガーディア(ン)
9番 シゲルユキマツ(リ)
10番 リベルタン(ゴ)
ご覧のとおり、8~10番に入った馬の名前の末尾が、つなげるとゴリン、即ち、五輪になっていたのだ。
そして五輪に聖火は付き物だが、なんとこのレースには、聖火を名乗る馬が出ていたのである。ゼッケン五番のセイカフォルテシモ。
いやあ、これは買い目だと思って、単複と、馬連総流し。実はセイカフォルテシモはまるっきり人気がなく、13頭立てのブービー12番人気。単勝オッズは89・9倍を指していた。
そして実は、このセイカフォルテシモが好スタートを切って逃げまくったのである。芝千八で、三角を回り、四角を回ってもまだ先頭。こりゃあ、やったかと思ったのだが、直線半ばでバテて、7着に沈んでしまった。
「五輪」だというのに、まさか「聖火」が消えてしまうとは……。
意外というしかなかった。もしかしたらこれは、五輪開催が危機にさらされる前兆なのか。
エボラ出血熱、シリア紛争、ロシア対ウクライナ、イスラム、モンゴル、パキスタン……。確かに、世界中が五輪どころじゃないよな。
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