生き物の生命活動に不都合を引き起こす物質である毒は、私たちの身の回りに意外と多く存在しています。たとえば、薬は基本的にすべて毒物。量や用法を間違えると大変なことに。どこの家庭にもある洗剤や消毒薬にも毒が含まれています。
今の季節なら、野山に生えているキノコに要注意。毎年、何百人もが中毒で病院に担ぎ込まれています。食べられるキノコと毒キノコを100%確実に見分ける方法はなく、素人の判断は危険。
「縦に裂けるキノコは食べられる」とか「虫に食われているキノコは人が食べても大丈夫」などの俗説もウソです。
ただ、毒キノコの種類はそれほど多くなく、数種類を見分ける知識があれば大部分の中毒は防ぐことができるそうです。
日本には約5000種類のキノコがあります。そのうち、人に深刻な被害を与える毒キノコは何種類ぐらいといわれている?
①50種類
②100種類
③200種類
答え :①
出題:浜川卓也