タイトルが意味深!?タツノコプロ「夜ノヤッターマン」製作開始!の画像
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ネット上に突如としてオープンしたティザーサイトに注目が集まっている。なんと、タツノコプロが『夜ノヤッターマン』の制作決定を発表したのだ。これを受け、SNSを中心に話題は騒然、たくさんのコメントが寄せられている。
言わずもがな、『ヤッターマン』とは、タツノコプロ制作のテレビアニメ。『タイムボカンシリーズ』の第2作目として1977年~1979年にかけて放映された。ヤッターマンとドロンボー一味の戦いを軸としたコミカルなストーリー、ドロンジョのボンデージがボロボロになる様にドキッとさせられるなど、痛快さとお色気を兼ね備えた名作だ。

そんな『ヤッターマン』が再び蘇るわけだが、「なぜいま?」「『夜ノ』ってどういうこと?」など、興味津々。ならば聞いてしまえ! ということで、タツノコプロに取材を試みることに……。

「2015年はタイムボカンシリーズがスタートした1975年から数えて40周年にあたる年。この記念すべきタイミングで改めて世に送り出したいという思いがあり、シリーズのなかで最もなじみ深い『ヤッターマン』をリメイク対象に選びました」

こう話すのは、企画室の依田健さん。『夜ノ』のというフレーズにも、いくつかの意味が隠されているとか。

「単純に深夜版ということもありますが、ダークな設定、大人向けのお色気要素など、実は色々な意味合いを込めました。ただ、本当の答えは最終話まで見ていただくとわかるようにしています。ネット界隈でよく話題にあがる、タイトルの前に『夜の』というフレーズを付け加えると何でもやらしくなる、というトピックとは直接関係ない…かな(笑)」(前出・依田氏)

気になるストーリーだが――舞台は、ヤッターマンとドロンボー一味による最後の戦いの後、荒廃した未来の世界。ヤッターマンはその世界の支配者で、『ヤッターキングダム』と呼ばれる一部の人が裕福に暮らす国がある一方、辺境に住む人は貧しい生活を強いられている……あれ、ヤッターマンって正義の味方じゃありませんでしたっけ?

「今作では、かつてのヒーローと悪役が主客逆転するという設定。ドロンボー一味の子孫たちによる『新生ドロンボー一味』が主役で、ヤッターマンに『おしおき』するために、ヤッターキングダムを目指すという、ロードムービー風のストーリーになります」(前出・依田氏)

意外すぎる展開、かつアダルティックな内容。ティザーサイトで公開されている、ボヤッキーとトンズラーの子孫らしきキャラクターの風貌も、前作とは一線を画してシリアスでダーティな雰囲気だ。ドロンジョのビジュアルはまだ公開されていないが、あぁ、もう待ち遠しい!

「基本的にはギャグあり、シリアスあり、明るいお色気ありのバラエティ豊かなお話になるはず。誰もが知っている『ヤッターマン』を、誰も見たことのない『ヤッターマン』として、いまのファンの皆さんにお届けします」(前出・依田氏)

よい意味で期待を裏切ってくれそうな『夜ノヤッターマン』。最も知りたい放送時期は、2015年1月から。1クールを予定している。いまだベールに包まれた内容も、ティザーサイトで徐々に明らかになっていくそうなので、ぜひチェックしてほしい。

「夜ノヤッターマン」
http://yatterman.jp

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