11日放送『タカトシWADAIの王国』(TBS)で、興味深いチャレンジ企画が決行された。
同番組のレギュラーに名を連ねる笹川友里アナ(24)は、今年4月にADから華麗な転身を遂げた話題の美人女子アナだ。……が、正直言うと、彼女が話題に上ったのは女子アナ転身間もなかった最初だけ。あの頃の輝きが失せてしまった現状に歯がゆさを感じた同番組は「取材困難と言われる有名人に密着し、普通では聞けない“禁断の質問”をせよ」という指令を彼女に下した。
そんな彼女の今回の取材相手は、あの“格闘王”前田日明(55)。ちなみに笹川アナが抱く前田日明の印象は「名前は知っているけど、そこまで深くは……」程度のものだそう。
そして、取材当日。パイプをくわえながら待ち受ける前田に、早くも引きつり顔の笹川アナ。
「今日一日、番組で付いていかせていただいてもよろしいですか?」(笹川アナ)
「嫌だって言ったらどうする?」(前田)
「そこをなんとか、是非……」(笹川アナ)
前田にとっては軽い冗談でしかないのだが、あからさまに動揺する笹川アナ。
しかし、本番はここからだ。「さすがに聞けないだろう……」という“禁断の質問”を、前田日明にぶつけなければならない。
「今まで一番高かったファイトマネーは……?」(笹川アナ)
「金のために生まれてきたんじゃないですからね。今の若い人はなにかっていうと『金はどうだったんですか』って。浅いですね、人生の価値観が」(前田)
「前田さんが思うに、(アントニオ)猪木さんとご自身は、どっちの方が強いと思われますか?」(笹川アナ)
「どうなんすかね」(前田)
全く相手にしない前田に、固まってしまう笹川アナ。そんな彼女に向け、前田の兄弟子・藤原喜明(65)から「くだらない質問するなぁ」と追い打ちの一言が。笹川アナ、完全に怖気づいてしまった。
しかしビビりながらも、まだいく。
「今までに、芸能人の方とのお付き合いはありましたか?」(笹川アナ)
「(遮って)全然ないですね」(前田)
ここで、前田からの威圧感と自身の不甲斐なさゆえ涙してしまう笹川アナ……。
この“泣き”で思い出すのは、日本テレビに在籍中の西尾由佳理アナ(37)新人時代である。プロレス団体「NOAH」の実況に挑戦するも、とても満足いかない出来に半泣きとなってしまった西尾アナ。その時の彼女も、解説席に座っていたプロレスラー・高山善廣(48)に萎縮しまくってたし……。
ちなみに今回の笹川アナ、ビビっていただけじゃない。最後に「相手に弱いと思われたらダメ。プロならカッコつけろ」というアドバイスを、前田日明から受け取った。
(寺西ジャジューカ)