今年の芸能界は大物の逝去が相次ぎ、“昭和”の終わりを感じさせる1年となりました。キラ星のようにまばゆく光り輝く芸能人がひしめいた時代の名残さえ、消え去ろうとしています……。
そんな中、2014年を生きるタレントからは様々な“発言”が飛びました。それらを、今回はベスト3形式で振り返りたいと思います!

第1位:「矢口をよろしくお願いします」(中村昌也)
不倫騒動により離婚、芸能活動を休止していた元モーニング娘。矢口真里(31)が、10月23日放送『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にて遂に復帰。さらに立て続けにバラエティ番組に出演し、開き直って“肉食女子”エピソードを解禁し始めた。バラエティ番組への本格再登場は、間近か!?
ところで10月28日放送『ハピくるっ!』(関西テレビ)にて、TKO・木本武宏(43)が興味深いエピソードを明かしていた。実は27日に木本は矢口の前夫である中村昌也(28)と会っており、その時に話題は自ずと矢口復帰に及んだそう。すると中村は姿勢を正し、「ひとつ、彼女をよろしくお願いします」と木本にお願いしたという。
「番組で一緒になったら『よろしく』という意味でしょう。彼の男気だと思う」(木本)
事実、バラエティで矢口と絡む芸人の態度は極めて温かい。本人の人格は知る由もないが、彼女は確実に男性運に恵まれた女であろう。

第2位:「おい、マチャアキ!」(ヒロミ)
堺正章(68)司会のテレビ番組『新チューボーですよ!』(TBS系)に、かねてから堺との不仲説が囁かれていたヒロミ(49)がゲスト出演した。
まず、不仲説の内容について「番組(『発掘!あるある大事典』)を一緒にやってたのを、この人(ヒロミ)が降ろされたんだよ。それは、(ヒロミから)『マチャアキ』って言われた僕が『降ろせ』と言ったって話になってる」と堺が解説。それを受けたヒロミは堺に「仲は悪くないよね?」と同意を求め、二人は握手を交わした。
その後、現在の状況について「俺がまたテレビに出てきたでしょ? 先生(堺)に、俺が許してもらったってことにネットでなってるわけ」とヒロミが説明。そのまま、勢いにまかせヒロミは「おい、マチャアキ!」と禁断の一言を! 続けざまに「心、狭い」「器が小っちゃい」「アンタとは上手くやっていけない」と、冗談交じりに言い放った。

第3位:「テレビ出たい人いっぱいいるのに、坂上忍ばかり出てる!」(笑い飯・哲夫)
2014年上半期「テレビ番組出演本数ランキング」で16位(216番組)にランクインした坂上忍(47)に対し、上方漫才大賞を受賞したお笑いコンビ「笑い飯」哲夫(40)が授賞式の席上で突如、宣戦布告した。
「テレビで坂上忍ばっかり出さないようにする。これが目標ですね。最近出過ぎでしょ、アレ! あの辺をハショらしハショらして、本当に面白い上方芸能をテレビで見せれるように」
この両者、8月に放送された『24時間テレビ37 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の1コーナー「朝まで生しゃべくり007」にて直接対決を果たしている。ここでの哲夫のアウェイ感は半端ではなく、ネット上で哲夫は視聴者から集中砲火を浴びてしまった。


正直、『ミヤネ屋』における矢口の評判は芳しいものではなかった。肝心なところでは口をつぐみ、悪役イメージを嫌がるような素振りが“期待はずれ”だったのだろう。しかし、次第に開き直る。「(部屋で旦那と会った時の)気持ちは……ヤバイ!」「お休み中(謹慎中)にハマったドラマは『昼顔』でした」と、トラブルをネタにすることさえ厭わないのだ。しかも『ミヤネ屋』の次に出た番組は、『めちゃユル』である。一体、どこがユルいというのか? もう笑うしかないが、現時点で世間の矢口に対する感情は賛否の「否」の方が圧倒的の模様。

そういえば、今年はヒロミも芸能界で返り咲いた。今回の『チューボーですよ!』ゲスト出演は、彼にとって10年ぶりにあたるという。しかもその後、堺&ヒロミで特番のMCまで務めてしまう始末。復帰後のヒロミは、事あるごとに「しぇんしぇい(堺)とはなにもなかった」と口にしている。しかしだ。約10年前、くりぃむしちゅーに大物へのフランクさを言及されたヒロミが「堺さんに『マチャアキ!』と言ったら、目視で終わりだったね(笑)」と苦笑いしてた場面を、記者はハッキリと記憶している。
そして、「坂上VS哲夫」は不仲の関係性にも至らなかった模様。昨年に引き続き、バラエティに引っ張りだこの坂上忍に対し、突如敵意を剥き出しにした笑い飯・哲夫。結果、直接対決では哲夫だけが損をした形となり、坂上は相も変わらずの好調っぷりを見せている。「稼ぎは全て、大晦日の競艇につぎ込む」と公言する坂上であるが、果たして今年は? 別荘はなかなか買わないが、“対ボート”となると大胆な男だ。

(寺西ジャジューカ)

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