日本の伝統的格闘技である相撲の語源は「すまふ」。争うという意味の古語です。古代から行われていましたが、現在のような興行としての相撲ができたのは江戸時代といわれています。
およそ1300年前の歴史書「日本書紀」には、相撲の起源とされる野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)の取組についての記述があります。

それによると、二人はともに天下無双といわれた強者。いったいどっちが強いのか戦わせてみようと、垂仁(すいじん)天皇の前で展覧試合が行われることになりました。
当時の相撲は、今とは比べ物にならないほどワイルドで、まさに命を懸けた決闘。勝ったのは宿禰ですが、負けた蹴速は肋骨と腰骨を砕かれて絶命したそうです。
さて、この日本初の取組の決まり手は何だった?

(1)絞め殺し
(2)踏み殺し
(3)殴り殺し


答え :(2)

出題:浜川卓也

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