自転車はいま「ノーパン」がアツい!話題のTannus Aither1.1とは?の画像
自転車はいま「ノーパン」がアツい!話題のTannus Aither1.1とは?の画像

近所へのちょっとした買い物や通勤など、日常の足代わりに何かと手放せない自転車。とはいえ困るのは、パンクして動きがとれなくなってしまった時だ。パンクキットを持ち歩けばいいという人もいるけれど、普通の人は自分で修理できませんって。

そこで紹介したいのが、ポリマーテクノロジーを駆使して開発された、空気補充が不要の次世代ソリッドタイヤ「Tannus(タンナス)」。なんと、空気を使用していないため、パンクの心配がないというのだ。

Tannus は、2003年創業のKOREAブランドのタイヤ。2012年春から日本でもデビューを飾り、今年2月下旬には最新モデル「Tannus Aither1.1(タンナスエイサー)」を発表した。
「お陰さまで、大きな反響をいただいています」とは、タンナス・グローバルマーケティングセンター・プロモーショナルマネージャーの大曾根智之さんだ。

「これまでのソリッドタイヤはチューブタイヤに比べて『重い』『硬い』『乗り心地が悪い』といった欠点が目立ちましたが、Tannusはそれら全てを解消することに成功しました。」(大曾根さん、以下同)

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Tannusでは「Aither」という独自開発のポリマー樹脂を使い、タイヤを製造。「Aither1.1」では、通常のタイヤとほぼ同レベル軽さとパフォーマンスを実現したという。
「前モデルのAither 1.0に比べて軽量化はもちろん、クッション性も格段に向上させた結果、乗り心地は大幅に改善。転がり抵抗もAither 1.0に比べて約15%減少し、一般的なチューブタイヤとほぼ変わらない水準です」
タイヤの劣化や色あせも見られず、自転車が先に故障してしまうほどだとか。走行テストによると、9000㎞を走行してタイヤ面は1mmしか減らなかったという(70kgの重量を負荷時)。

「仮にクギなどが刺さっても、抜くだけで大丈夫です。悪路での走破性も申し分なく、災害時などでもTannus なら心配ありません」

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サイクリストにとって、パンクは切っても切れない関係だと思いきや、それを解消してくれるこの製品。日本では株式会社エバニュー(東京都江東区)が正規輸入元だが、全国各地のサイクルショップが販売や取り付けを手がけているので、気になるようならブランドサイトをチェックしてほしい(http://www.whizz-jp.com/tannus/)。
「特殊な装着方法なので、専門店で付け替えてください」と、大曾根さんもアドバイスする。

なお、「Tannus Aither1.1」は5種類のトレッドパターンをラインナップ。ロードバイク用からママチャリ向けまで、幅広いニーズから選ぶことができ、カラバリエーションも1アイテム最大12種類と豊富。価格は1本税抜き4000円から(サイズによって値段が異なる)で、これも他社ソリッドタイヤ製品に比べると、ほぼ半値に近い。

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パンクとは無縁ながら、快適性を実現した次世代ソリッドタイヤで、街乗りやちょっとしたサイクリングを楽しんでみては?

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