イルカにはケガをした仲間の動物をかばう性質があり、人間の中から病人を選別することもできるという。たとえば、右半身が麻痺している人が海に入れば、イルカは必ず不自由な右側を支えるような位置にまわってきて泳ぐそうだ。セラピー効果もあり、一緒に泳いだり触れたりする「イルカ介在療法」によって、自閉症患者の発達支援をする研究も進められている。

そんな、癒しの動物として人気のイルカだが、知られざる美しくない習性があることをご存知だろうか。

最近、SNSなどネット上で話題になったのが、アメリカ心理学会のサイト『APA PsycNET』で発表されている「イルカのマスターベーション」についての論文だ。オスのイルカが生殖器に生きたウナギを巻いて水槽の底をジグザグに泳ぐ姿が発見されていて、なんと、それは自慰行為だというのだ。イルカが生殖行動以外に生殖器を使うことも驚きだが、ウナギをオナホールみたいに使うなんて、研究者もきっと目を疑ったことだろう。この論文はカナダで1947年に出版されたもので、11年間の研究の中では、自慰行為の他にオス同士の性行動も繰り返し観察されているそうだ。

また乱暴な性質も持っているようで、イギリスのセント・アンドルーズ大学の研究者によると、バンドウイルカは凶暴で、孤立した他のイルカを集団でリンチして殺したり(共食いではなく、ただ殺すだけ)、数頭が集まってメスのイルカを集団レイプしたりするらしい。

さらにイギリスBBCの海洋ドキュメンタリー番組『Dolphins – Spy in the Pod』では、イルカがフグの毒でドラッグ効果を楽しんでいるような姿が放送されている。その映像の中で、イルカたちがフグを傷つけないよう軽く口にくわえたり、フグをボールのように投げ合ったりして遊んでいる。フグには外敵から攻撃されると 「テトロドトキシン(青酸カリの800倍以上にも相当する強力な神経毒で、微量では麻酔効果がある)」 という猛毒を体外に放出するのだが、イルカたちはこの毒にあたってしまい、恍惚としたハイになったような様子で水面に浮かんでいるのだ。

オナニー、リンチ、レイプ、ドラッグと、なんともダーティーな習性があると知ってしまうと、今度、水族館のショーで愛嬌のある姿を見せられても、「裏では悪さしてるくせに!」なんて穿った目で見てしまうかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=_cEtQpyo7Ug


なんと女性がイルカに押し倒された。腰使いに注目!


https://www.youtube.com/watch?v=fUAWlP-Bv54

イルカに迫られる女性ダイバー。どこの匂いかいでるんだよ!

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