「シャツから乳首がツンと浮き出ている若い子が、街に増えているんです!」
鼻息荒く訴えるのは、本誌・街頭取材班のM記者。
「かといってノーブラではなさそうで、背中にブラジャーの肩ヒモがうっすら見えるんですよ」

ブラ装着なのに胸ポチとは、これいかに? すぐに聞き込みを開始した!
「たぶん、ノーパッドブラをつけていたんでしょう」
こう推理するのは、女性誌デスク。聞き慣れない言葉だが、乳房を覆う部分にパッドが入っていないブラを、そう呼ぶのだとか。

「以前、長澤まさみさん(27)が某女性誌のインタビューで"ノーパッドブラが好き"と話したことで、人気に火がつき、一般の女性にも広がったようです」

もともとは、ノーブラが一般的な海外で売られている商品だったという。
「ファッション誌でも、海外セレブが愛用する"オシャレな下着"として紹介されています。深田恭子さんやAKBの小嶋陽菜さんも1枚2万〜3万円の海外製下着を愛用しているといいますから、長澤さん同様、"パッドなし"ブラを持っている確率は高いでしょう」

"推定Fカップ"の長澤ら、芸能界でも胸が大きい女性の愛用が目立つという。下着ショップ店員は言う。
「ノーパッドブラは補整効果が期待できないので、胸が小さく見えてしまうんです。だから、Bカップ以下の女性は敬遠しがち。逆に巨乳を"小さく見せたい"という理由で購入する女性が一番多いんです」

本誌記者も現物を確認したが、乳房を包む部分が薄いレース1枚のため、スケスケ。こんな"淫らなブラ"がはやるとは、近頃の女性はド助平なのか?

「いや、エロさを狙っているわけじゃないんですよ」
こう否定するのは、女性下着のデザイナー。
「パッドつきは蒸れるし、窮屈。パッドなしなら締めつけ感もなく、長時間つけていても楽なんです。新世代ブラとして国内メーカーも、こぞって開発中です」

さらに、下着メーカーのワコールが行った女性約1万人を対象にしたアンケート調査では、女性の4人に1人が「ノーブラでも外出できる」と回答している。
「海外セレブの影響で、"胸ポチ"に抵抗を感じない女性が増えているようです」(前出の女性誌デスク)

女性の胸元からますます目が離せないが、くれぐれもセクハラにはご用心を!

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