オレの美味予想 阿部幸太郎
函館合うローブティサージュ


「返信が大変遅くなり、申し訳ありません。ダービーは本当に素晴らしい舞台でした。秋はもっと活躍できるように頑張ります」と、嘉藤貴行騎手からメールが届きました。

彼は騎手デビュー16年目。ようやく掴んだ夢舞台の日本ダービーに騎乗するチャンスを得たのです。相棒はコメート。昨夏の福島のデビューから騎乗してきている数少ないお手馬でした。トップクラスの精鋭の中に入って、さすがに16番人気と影が薄い存在でしたが、好スタートを決めて3番手の積極策。先行勢が崩れる中、粘りに粘って人気を集めたリアルスティールと馬体を併せてゴールイン。堂々と電光掲示板の5着に存在感を点滅させたのでした。

何事も一生懸命。その人柄を買われてクラシックの舞台に立ちました。応援したくなる一人です。

さて今週から函館が開幕。重賞は「函館スプリントS」です。昨年は直線一気のガルボが1着。3連単が87万円台の大波乱でした。
今年もアンバルブライベン、エーシントップの逃げ争いにコパノリチャードも参戦。さすがに6F戦で激しいペース。

その中でローブティサージュに注目です。前走の高松宮記念は道悪馬場でレースにならず。昨年の函館スプリントSで2着。後方から最速の脚色でクビ差まで肉薄。函館は2戦1勝2着1回とベストの舞台。あとはスギノエンデバー。

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