日本で登録されている自動車は約8000万台。これだけ大量の車が狭い国土を走っているのですから、事故も起きます。
警察庁が発表した平成25年の交通事故の死亡者数は4373人。1日平均11.98人、2時間に1人が犠牲になっている計算です。死亡事故が多い都道府県ワースト3は、愛知、兵庫、千葉です。
死亡者が最も多かった昭和45年の1万6765人に比べると、3分の1以下に激減しています。しかし、事故件数自体はあまり減ってはいません。ハンドルを握るときは、くれぐれも気をつけたいものです。
さて、交通事故の死亡者数は、警察庁の他に厚労省でも発表していますが、両者を比べると数字が違います。同じ平成25年の厚労省データでは5914人と、警察庁発表よりかなり多くなっています。
これは時間の差です。警察庁の数字は事故後24時間以内の死亡者を集計したもの。一方、厚労省はそれ以降に亡くなった人も含めています。
厚労省データに含まれるのは、事故後何か月以内に亡くなった人?
(1)3か月
(2)6か月
(3)12か月
答え :(3)
出題:浜川卓也