コーヒーが日本に入ってきたのは意外と古く、徳川五代将軍・綱吉の時代。長崎の出島にオランダ人が持ち込んだといわれています。しかし、一般人がコーヒーを楽しむようになるのは、それから200年もあとのことです。
コーヒーを飲ませる店が爆発的に増えるのは、昭和30年代から40年代にかけて。純喫茶、ジャズ喫茶、歌声喫茶など、さまざまなタイプの喫茶店が誕生し、どんな地方の町に行っても喫茶店の1軒や2軒はあったものです。
今は、そうした店の多くが消滅。特に首都圏では、昔ながらの喫茶店はきわめて少なくなっています。ただ西日本には、まだ懐かしい雰囲気の喫茶店も多少は残っているようです。それは、喫茶店の数からも推測できます。
総務省統計局のデータによると、人口10万人当たりの喫茶店数が最も多いのは高知県。以下、岐阜、愛知、和歌山、大阪、兵庫、香川、京都、三重、愛媛と続き、ベスト10に東日本は1つも入っていません。東京は19位、神奈川は37位です。
最下位の47位も東日本です。その県とは?
(1)千葉
(2)群馬
(3)宮城
答え :(3)
出題:浜川卓也