まずこれを頼もう! 居酒屋の本気度がわかるメニュー3つの画像
まずこれを頼もう! 居酒屋の本気度がわかるメニュー3つの画像

初めて入る酒場でとりあえずビールを頼み、ではではと「つまみ」のメニューをチェックする。食いしん坊な飲兵衛なら、もっともワクワクする時だろう。
しかし、前のめりになりすぎて、アレもコレも頼んでしまってはいけない。店の見た目は良くても、つまみが美味しいとは限らないからだ。まずは3品ぐらい、これが美味しければこの店は当たりだとわかる「つまみ」を選んでみよう。

一品目:すぐに出る「枝豆」

ビールとの組み合わせはバツグンだし、ビタミンCが豊富だから、二日酔いの原因となる、アセトアルデヒトの分解を促進してくれるのも嬉しい。ジョッキをグビリと飲んだところで、スッと運ばれてくるのが理想だが、食感がフニャリと柔らかいと興ざめだ。これは店主が枝豆を生から茹でているのではなく、業務用の冷凍枝豆を使っている可能性が大きい。

二品目:どこでもある定番「煮物」

家庭的でありながら酒場の定番メニューで、カウンターの大皿に盛ってあると、目移りしてしまいそうだが、選択のポイントは旬の素材だ。野菜や魚など、季節の彩りも愉しめるものを選んでいる店なら信頼できそうだ。味付けが薄めであれば、常連に高齢者がいて、長く客に愛されている可能性が高い。

三品目:店の実力が測れる「ポテトサラダ」

似たような価格で冷やしたトマトを切っただけのものだって出せるし、業務用の出来合いだってあるのに、仕込みから味付けまで手間をかけてポテトサラダを作っていれば、他のメニューにも手を抜いていることはないだろう。具に玉ねぎが入っていると、大人の味わいとなり、酒がすすむし、テーブルにソースや醤油が置いてあると、途中で味を変えることができるので、評価が高くなる。逆に野菜で無駄に飾り付けてあるのは、価格を引き上げようとしている場合があるので注意だ。

もちろん、お好みの「つまみ」を我慢しろなんて野暮なことは言わないが、その中の一品に上記のメニューを加えてみてはいかがだろうか。もし、ハズレだと思ったら、長居は無用だ。ジョッキを飲み干したら、他の店をあたってみよう。

本日の新着記事を読む