料理の決め手はダシ! 鰹節と昆布の消費量が多い都道府県って?の画像
料理の決め手はダシ! 鰹節と昆布の消費量が多い都道府県って?の画像

 お料理ができる女性は、やっぱり男性にモテるもの。そんなお料理の味や方向性を大きく左右するのがダシです。特に汁物料理になると、ダシが全てを決めると言っても過言ではありません。そんなダシの取り方にもいろいろありますが、代表的な鰹ダシと昆布ダシ、それぞれの材料である鰹節と昆布の消費量についてのランキングを見てみましょう。都道府県庁所在市における単身世帯を除いた二人以上世帯での2012~2014年平均の消費量を算出しています。

鰹節
1位 沖縄県 1,895g
2位 静岡県 926g
3位 高知県 478g
4位 宮崎県 368g
5位 岐阜県 360g

昆布
1位 富山県 668g
2位 青森県 647g
3位 山形県 585g
4位 岩手県 571g
5位 宮城県 524g

出典:総務省 家計調査(2012年~2014年平均)

鰹節の消費量が圧倒的に多いのは沖縄県で1,895g。かつて琉球王朝の宮廷料理で鰹節が薬膳のひとつとして重宝されていたころの名残や、沖縄そばのダシに使われることで、全国平均279gの約6倍にもおよぶ圧倒的な消費量です。また、江戸時代から和歌山、鹿児島、高知、静岡など太平洋岸で生産が盛んだったためか、上位には太平洋沿いの都道府県が多いですね。

一方、昆布の消費量が最も多いのは富山県で668g。こちらも全国平均328gの約2倍というダントツの消費量です。富山県は江戸時代に海運業で栄えており、北前船で昆布を北海道から大阪へ運搬する際の中継地点として利用されていたことが関係ありそうです。大量の昆布が運び込まれたため富山県では昆布を使った郷土料理が多く作られていることも関係しているでしょう。上位に日本海側の都市が多いのも北前船の寄港地が多かったことが影響しているのではないでしょうか。

ダシをとるひと手間でお料理は格段に美味しくなります。皆さんもダシを極めて気になる男性の胃袋を掴んじゃってください!

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