ＥＸＩＬＥの弟分である三代目Ｊ Ｓｏｕｌ Ｂｒｏｔｈｅｒｓ。昨年は『Ｒ．Y．U．S．E．I．』で初のレコード大賞を受賞し、振付け「ランニングマン」が一大ブームになるなど、その活躍は兄貴をしのぐ勢いだ。とはいえ、よく知らない人にとってはどちらも黒ずくめのコワモテ集団にしか見えないと思うが、簡単にいえば人数が少なく、平均年齢が若いほうが三代目である。「金髪の黒人ハーフっぽい子がいるほうが三代目」という説明でようやく「ああ」となる人もいるだろう。そう、今回は三代目のなかでも異彩をはなっているアノ彼について言及していきたい。
三代目でもとりわけ目立っているＥＬＬＹ（２８）こと、エリオット・ロシャード・昴矢は父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフである。代表曲『Ｒ．Y．U．S．E．I．』ほか各シングル曲の振付けを担当し、ダンスの腕前はグループ内でもトップクラスといわれる彼だが、実はダンス歴は数年。東京農業大学在学時に遊びに行ったクラブで、現・三代目メンバーのＮＡＯＴＯ（３２）と出会い、ダンスに目覚めるまでは青森県出身の元高校球児であった。
それから３年たらずで日本人ダンサーの憧れである三代目のパフォーマーに選ばれるとは、やはり天賦の才があるのだろう。なんといっても彼の父親は元プロボクサーで、元ＯＰＢＦ（東洋太平洋ボクシング連盟）スーパーウェルター級王者のカーロス・エリオット（５３）なのである。各方面から「天才」と絶賛されているダンスのキレも、父親譲りの身体能力の賜物に違いない。きっと喧嘩も最強だろう。三代目のメンバーがＥＬＬＹに初めて会ったときも、その迫力に「ボコられる！」と真剣におびえたという（笑）。うん、キミたちの野生の勘は正しいぞ！
ちなみに、弟のＬＩＫＩＹＡ（２５）も「ＴＨＥ ＲＡＭＰＡＧＥ ｆｒｏｍ ＥＸＩＬＥ ＴＲＩＢＥ」というＥＸＩＬＥ系新ユニットのパフォーマーで、こちらもボクシング経験者。普段は明るく陽気で、自身のツイッターでは祖母とのツーショットをアップをする家族思いのＥＬＬＹであるが……とにもかくにもＥＸＩＬＥ方面にだけは喧嘩を売らないほうが良さそう？
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