女子サッカー選手・澤穂希（３７）が、１２月１７日に記者会見を開いて今季限りで現役引退することを発表した。同席で澤は「サッカーを続けてきて、さまざまなことを経験したが悔いはなく、すべてやりきった。最高のサッカー人生だった」とこれまでを振り返った。澤の引退に世間からは「お疲れ様でした！」「この人がいなかったら、今の女子サッカーをしてる子たちが“世界”なんて言わないと思う。ゆっくり休んでください」と偉大な功績を労う声とともに、「政界進出か!?」「参議院選挙出馬するのかな」と、今後の動向を予想する声も上がっている。
「２０１６年夏に開かれる参議院選挙の比例代表に、自民党が澤を擁立するのでは？ とスポーツ紙や夕刊紙が報道しました。もし当選すれば任期中に東京オリンピックが開催されますし、知名度の高い澤が目玉候補として出馬する可能性は十分あると思います。ワールドカップ優勝、バロンドール受賞とこれまでの実績も申し分なく、国際大会の経験も豊富ですから、オリンピック開催にあたって貴重な力になるんじゃないでしょうか。スポーツ選手や、元タレントは圧倒的な知名度があります。選挙のための広報活動をしなくとも、有権者にすでに認知されているので、選挙において優位に働きます。スポーツ選手から政界に進出した例として有名なのが谷亮子（４０）です。２０１０年に参議院から出馬して２０１３年には、生活の党で副代表と参議院幹事長にも就任しました。なでしこジャパンとして、国民栄誉賞を受賞している澤も、当時の谷と並ぶ知名度を持っていますので、出馬するなら当選確実なのではないでしょうか」（スポーツ誌記者）
澤は、引退会見で今後の動向について「ちょっとだけ体と心を休めたい」と答えた。しかし「今後は、澤穂希にしかできない仕事をやりたいと思う」と力強く答えた。澤は今後政界へ進出するのか？ その前にひとまず、これまでお疲れ様でしたと伝えたい。
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