KAT-TUNは来年「KUN」になる!? ジャニーズグループの名前の由来の画像
KAT-TUNは来年「KUN」になる!? ジャニーズグループの名前の由来の画像

 先日「KAT-TUN」のメンバー・田口淳之介さんが来春のグループ脱退とジャニーズ事務所の退所を発表し、大きな話題となりました。田口さんの今後や、グループの動向に注目が集まりましたが、特に騒がれたのがグループ名について。「ついに『KAT-TUN』が『KUN』になっちゃう」という発言がネットなどで多く見られました。

 これは実は「KAT-TUN」のグループ名の由来からの発言。オリジナルメンバーの名字のイニシャル、「亀梨(K)」「赤西(A)」「田口(T)」「田中(T)」「上田(U)」「中丸(N)」をつなげて「KAT-TUN」というグループ名になったといいます。ただ、当初のメンバーから赤西仁さん、田中聖さんが抜け、そして今回田口さんが脱退ということで、残った3人なら「KUN」になる……というわけなのですね。

 この「KAT-TUN」以外にも、今をときめくジャニーズアイドルグループの名称には何かしらの由来があるようです。グループ名は社長であるジャニー喜多川さんが命名することで知られていますが、そのネーミングセンスはかなりユニーク。そこにはどういった意味や思いがこめられているのか、ここでご紹介していきましょう。

◆SMAP
国民的トップアイドルとして確固たる地位を築いている「SMAP」ですが、「Sports Music Assemble People」の頭文字をとって命名されたようです。これは「スポーツと音楽のために集められた人たち」を意味していて、前身ユニット「スケートボーイズ」のキャッチフレーズでもありました。ジャニーさんが尾崎豊の大ファンで、彼の名曲『17歳の地図(SEVENTEEN'S MAP)』から命名したというウワサもあります。

◆嵐
いまやSMAPと肩を並べるほどの存在で、テレビで見ない日はない「嵐」。グループ名は、芸能界で“嵐”を巻き起こす存在になってほしいという願いを込めて付けられました。また、頭文字が五十音最初の「あ」、アルファベットでも最初の「A」になることから「一番になる」「頂点に立つ」という意味も込められているそうですが、見事実現しているのには驚きです。

◆TOKIO
ジャニーズでは珍しいバンドスタイルのグループ「TOKIO」。TOKIO=TOKYO(東京)で、海外の人が東京を発音すると“TOKIO”になることから付けられました。TOKIOというバンドが海外に出た時に、どこから来たか聞かれても、日本の東京から来たとすぐわかるように、このグループ名にしたそうです。そう、実は世界進出を見据えて生まれたグループだったのです。

◆V6
もともとは「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとして結成。バレーボール(Volleyball)、ビクトリー(Victory)の「V」と6人組の「6」から命名されたようです。そういえばバレーボールのチームも6人組ですね。

◆Kinki Kids
ジャニーズには珍しい、堂本剛さん、堂本光一さんによる2人組のグループ。ユニット名の由来は「2人とも近畿地方出身だから」という極めてわかりやすい理由。ちなみに、結成当初は「KANZAIBOYA(カンサイボーヤ)」というユニット名で活動していました。

◆関ジャニ∞
もともと関西ジャニーズJr.として活躍していた8人のグループを、ジャニーさんが「関ジャニ8」と命名。当時関西で出演していたテレビ番組が「8ch」だったので「8」でしたが、デビュー時に「無限の可能性」という思いを込めて、8から「∞」に変更されました。現在7人組なのに「エイト」のままなのは、こういう由来があるからなんですね。

◆NEWS
グループ名はそのまま「新しい情報」という意味ですが、アルファベットが「North」「East」「West」「South」の頭文字で、東西南北の広がりがある=日本のみならずグローバルに活躍していくという願いが込められています。

 いかがでしょうか。一見すると不思議でユニークなグループ名であっても、ジャニーさんの切なる思いが込められていることがわかります。さらに素晴らしいのは、一度聞いたら忘れない語感の良さからも、センスの高さが伺えますよね。

本日の新着記事を読む