大規模地震、マグニチュード12で地球は2つに割れる!?の画像
大規模地震、マグニチュード12で地球は2つに割れる!?の画像

 日本は地震大国。国土面積は世界のわずか0.25%しかないのに、地球全体で発生する地震の約1割がこの国に集中しています。

 地震の大きさは震度とマグニチュードで表します。震度は特定の場所における揺れの強さ、マグニチュードは地震そのものの規模です。気象庁は現在、震度を0から7までの10段階(震度5と6は「弱」と「強」の2段階)に分けて発表しています。多くの人が恐怖を感じるのは震度4あたり。5で窓ガラスが割れ、6で立っているのが困難になり、7になると耐震性の高い建物も壊れ始めるといわれています。

 しかし、震度だけでは本当の地震の大きさは分かりません。それを表すのがマグニチュードです。震度は計測する場所によって数値が変わりますが、マグニチュードは地震ごとに1つだけです。大地震といわれるのはマグニチュード7以上で、史上最大とされるのは1960年チリ地震の9.5。理論上、もしマグニチュード12の地震が発生したら、地球は真っ二つに割れてしまうそうです。

 マグニチュードは地震が発するエネルギーの大きさを示しており、数値によってエネルギー量は大きく変わります。マグニチュード5と7の地震を比べた場合、7のエネルギーは5の何倍になる?

(1)10倍
(2)100倍
(3)1000倍

答え :(3)マグニチュードが1増えると、エネルギーは32倍になる

出題:浜川卓也

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