違法薬物は使用しなくても、持っているだけでパクられます。こんなことは清原和博の例を見るまでもなく、誰でも知っている常識でしょう。ところが何十年か前まで、薬局に行けば、誰でも簡単にこのような薬物を買える時代がありました。
その時期は昭和16年から25年まで。『ヒロポン』という商品名で現在では違法である薬物が市販されていました。宣伝文句には「倦怠感、憂鬱感を除去して爽快活発となり、また眠気の防止あるいは除去に偉功あり」「頭脳の明晰化」などと書かれています。当時は習慣性のない手軽なスタミナドリンク程度に思われていたようで、学生にも勧められています。弊害が分かり、禁止されたのは昭和26年です。
違法薬物の疑いで捕まった場合、まず行われるのが尿検査。身に覚えがなければ堂々と検査を受ければいいわけですが、ちょっと心配なこともあります。
実はクスリをやっていなくても、ある食べ物を大食いすると薬物反応が出るケースがあるといわれているのです。実際の裁判でも、陽性反応が出たのはその食べ物のせいだと弁護側が主張したことがあります。食べ過ぎると薬物反応が出るかもしれない食べ物とは?
(1)キムチ
(2)納豆
(3)ゆで卵
答え:(1)
出題:浜川卓也