学歴詐称「ショーンK」とはどんな人物?の画像
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『週刊文春』で学歴詐称を報道された「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)。ショーン氏はこの報道を受け、レギュラー出演していた『報道ステーション』(テレビ朝日系)や『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)等、テレビやラジオの出演自粛を発表。4月4日よりスタートする大型報道情報番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ)の司会にも抜擢されていたが、こちらも辞退した。

 ショーン氏はホームページで、「ホームページ上の『英文』履歴書末尾に一定期間記載されていた内容に間違いがあり(責任の一端は私にあるのですが)」これが「各方面に引用され」たことが今回の騒動に繋がったと謝罪している。

 そもそも「ショーンK」とはどういった人物なのだろうか。ショーン氏はテレビやラジオのパーソナリティー、コメンテーターとして活躍していたが、彼の本業は経営コンサルタント。ニューヨーク、パリ、東京など6カ国7都市を拠点に働く、「超」がつくエリートビジネスマンだ。さらに著書も多数出版するなどマルチに活動している。

 これだけだと知的な文化人というイメージを思い浮かべるかもしれない。しかし、彼の特徴はそれだけではない。注目されたのは、その驚くほどのイケメン&美声っぷりだ。

 本人が語るところによれば父親がハーフだそうで、ほりの深い目元と高い鼻という、濃い顔好きにはたまらない特濃ソース顔。そして、声もうっとりするくらいのイケメンボイスで、実はナレーションの仕事もこなしているほど。なんとインテルのテレビCMでお馴染み「インテル入ってる」という声もショーン氏が担当していた。

 テレビでコメンテーターを始めた当初から、主婦層を中心に「あのイケメンは誰?」と話題にのぼり、『報道ステーション』に出演する日はネット検索で「ショーンK」が急上昇ワードに。最近ではすっかり話題の人物となっていた。

 そんなショーン氏だが、若かりし頃はかなりの苦労人だったという。家に借金があって中学から高校への進学ができなくなり、どうしても高校進学への希望を捨てきれなかった彼は、新聞販売店に住み込みでアルバイトをして自力で学費を払いながら高校を卒業したのだとか。苦労した分、人の痛みもわかっているのだろう、彼のコメントは常に冷静で公平だと評価されていた。本人も「番組を観ている人にとってどう“ため”になるのか」を考えながら話すようにしていたという。

 今回の騒動でしばらく彼をテレビで見られなくなることは残念だが、この逆境をまた乗り越え、戻ってきてくれることを期待したい。

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