ゲッターズだけじゃない「当たると評判」の占い芸人たちの画像
ゲッターズだけじゃない「当たると評判」の占い芸人たちの画像

 お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコ(36)が、成人グッズを販売するメーカーの社長との熱愛が報道され、川村も自身のブログ(3月15日更新)で「春が来たかもしれないです」と交際を認めた。実はこの熱愛、今年1月放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、中国の占い師に「すでに出会っている誰かと結ばれる。その人もそんなに人を選ばないので結婚もできるでしょう」と占われていた。その占い師は川村のほかに、ベッキー(32)についても「2016年は彼女にとっていい年ではありません、頑張らなければならない年になるでしょう」と、番組収録後に起きたゲス不倫騒動も当てていて、その的中率の高さが話題になったのだ。

 的中率が高い占いといえば、芸能界にも怖いほど当たると人気の「占い芸人」がいる。元女子サッカー選手、澤穂希(37)や、お笑い芸人の千原ジュニア(41)の結婚を的中させたのは、お笑いコンビ「アポロン」のアポロン山崎(32)。関西では有名な「占い芸人」だったが、2014年夏に放送されたバラエティ番組『ざっくりハイタッチ』(テレビ東京系)の「アラフォー男子を占う」という企画で、先輩芸人たちの運勢を当てまくったことで注目を浴び、関東でもブレイクした。山崎は約10年前、たまたま立ち寄ったカリスマ占い師「新宿の母」から吉本興業に入ることをアドバイスされ、お笑い芸人になったそうだ。そこでお笑いの修行とともに、占いの勉強もするようになったのが、占い芸人になったキッカケ。山崎の鑑定方法は生年月日、手相、運勢のメッセージを伝えてくれると言われている「オラクルカード」などを使用。昨年の3月末から大阪の「よしもと漫才劇場」で「アポロン山崎 占いの館」をスタート。ネットでも占いの有料サイトで鑑定を受け付けている。

 ブラックマヨネーズ・吉田敬(42)の結婚を的中させたり、今田耕司(50)を「結婚するか、結婚相手が見つかる」と占ったところ、その直後に写真週刊誌に26歳年下のカメラアシスタントとの熱愛が報じられ話題になったのが、ハンチング帽と赤い仮面がトレードマークのゲッターズ飯田(40)。もともとは占いに対して否定的だったのだが、21歳の時、当時の相方にすすめられて自分も行き、「芸人向いてますか?」と聞いたところ「芸人と占い師に向いてる。弟子としてとります。そのぐらいセンスありますよ」と告げられたことが占いを始めたキッカケ。占い師のアドバイスを受けつつ本で勉強を続けているうちに、占い芸人としてブレイクした。飯田の鑑定方法は、生年月日、四柱推命、誕生日、手相や心理学など約13種類の占いを同時に行うもの。これは、あらゆる占いで共通して当たっているデータを集め、5年を費やして分析した、オリジナルの占いノートがベースになっているそうだ。

 女優の北川景子(29)の婚期や、2010年のサッカーワールドカップの決勝進出国と優勝国を的中させたのが、手相や怪談、都市伝説をネタに活躍している島田秀平(38)。お笑いコンビ「号泣」のツッコミ役として活動していた2003年頃、仕事で知り合ったタロット占い師「原宿の母」から「あんた、(手相が)見えるね」と言われ、弟子として手ほどきを受けて占いを始めた。2007年に「代々木の甥」の名前を師匠からもらうと、KY線、あげまん線など、ユニークな名前を付けた100種類のオリジナル手相で評判となった。島田の鑑定方法には手相の他、生年月日の数字を使ったソウルナンバー占いや性格診断占いもあり、的中率が高いことから芸能人から真剣な相談をされることが多いらしい。彼はとても口が固いため、スキャンダルとして流出することはないが、深夜のラジオ番組にゲスト出演したとき、「絶対に言えないですけど、写真週刊誌で6か月スクープを飾れる」と語っていた。昨年は大妻女子大学の講師に就任して、営業人材を育成するため、手相占いなどで習得した「人に伝える方法」を講義している。

 もともとお笑いを目指していた3人だが、お笑い以外の才能で芸能界を生き延びている。頑なに夢にこだわるだけでなく、自分の隠れた素質を発見できたなら、柔軟に目的を軌道修正することが人生にとって有効なのかもしれない。

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