漢字の「卍」、さて画数は何画?の画像
漢字の「卍」、さて画数は何画?の画像

「卍」は寺院を表す地図記号ですが、外国人の中にはこれを見て驚く人も少なくありません。ナチスドイツのハーケンクロイツによく似ているからです。どちらもルーツは同じで、数千年前にインドで作られた宗教的記号と考えられています。ナチスに利用されたせいで欧米でのイメージは最悪ですが、そうなったのは第二次大戦以降のことです。

 それまではむしろ逆。ヨーロッパを含めた世界中で幸運のシンボルと認識されていました。一説によると、キリスト教の十字も卍から変化したものだそうです。日本へは仏教とともに伝えられ、寺院や家紋のデザインに使われました。有名なところでは吉田松陰が卍を家紋に使っています。卍は記号でありますが、同時に漢字でもあります。読み方は訓読みが「まんじ」、音読みが「ばん」「まん」です。では、この漢字の画数は?

答え:6画=卍の部首は「十」。この2画に4本の線を足して6画。

出題:浜川卓也

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