お世話になっていたグラビアアイドルを見かけなくなり、「どうしているのかな」なんて検索してみた経験はないだろうか？ 懐かしい水着写真のまとめサイトに並んで、「〜が結婚」という芸能ニュースの見出しが見つかると、付き合うどころか話したこともないクラスの美少女が、「人妻になった」と同窓会で知ったときに似た悔しさと寂しさが入り混じったような感情でモヤモヤしてしまう。今回はそんな思いを共有すべく、実は結婚していた元グラビアアイドルたちを紹介しよう。
女子大生リポーターとして深夜番組『トゥナイト２』（テレビ朝日系）で人気だった、岡元あつこ（４２）は番組降板後にグラビアアイドル、舞台女優として活躍。２００５年７月、同番組のリポーター仲間を通じて知り合った、元サッカー日本代表でセレッソ大阪所属（当時）の柳本啓成選手（４３）と８年間の友人関係を経て結婚した。現在は夫がプロデュースしている奈良のフットサル施設をサポートしつつ、深夜ドラマや舞台劇に出演している。
また、レースクイーンとして注目を浴びた、折原みか（３２）はスレンダーで可愛いルックスなのに、腹筋が割れるほどを鍛えていることが話題になった。「山崎かおり」名義で歌手デビューしたり、麻雀が得意で夕刊フジ杯などの麻雀大会に出場するなど、多彩な活動をしていたが、２０１１年１１月に一般人男性と結婚。同時に妊娠していると翌年１月に一部新聞にて報道されて以降、メディア露出をしていなかったが、２０１５年に三十路アイドルユニット”ＳＯＹＢＥＡＮＳ”に参加。地味に活動を再開している。
「ミスマガジン２００２」のグランプリに約１万５０００人の中から選ばれた、和希沙也（３２）は水着グラビアやＤＶＤなど多数リリース、女優としても活躍していた。２００９年には児童向け推理小説『占い×探偵』（学習研究社）の原案や人物設定などを担当し、複数人のチームで執筆している。２０１１年、演出家の倉本朋幸（３４）と結婚。倉本が主催する舞台に出演したことをキッカケに交際がスタートし、交際約２か月半でのスピード婚となった。結婚後は女優として、単発ながらドラマ出演している。
幼い頃から子役として活動していた、小出由華（３１）は子供向けバラエティ番組「ウゴウゴルーガ」（フジテレビ系）にルーガちゃんとして出演して人気に。中学校入学を機に芸能活動を抑えたが、２００５年頃からタレント業に本格復帰すると、色っぽい成長ぶりにファンを驚かせ、水着グラビアやＤＶＤ、バラエティ番組と引っ張りだこ。女優としてもドラマや映画で活躍した。２０１２年にデンマークに留学し、この時に知り合ったデンマーク人の会社員（３３）と２０１５年６月２７日に結婚。噂ではブラッド・ピット似のイケメンだと言われている。
胸が大きい女性タレントばかりが所属していた芸能事務所「イエローキャブ」に所属していた、根本はるみ（３５）は２０００年代に多くの写真集やＤＶＤをリリースして人気だった。同事務所では小池栄子（３５）とほぼ同期。２０１０年９月２９日に一般人男性との結婚を発表し、芸能界を引退した。自身のブログによると（最終更新は２００８年７月２０日）、現在はハワイで生活をしているらしい。オーストラリアに３年留学していた経験があり、英語堪能で海外生活を以前から希望していたようだ。
中学生のとき北海道でスカウトされ、２００１年にアイドルグループ「ＢＯＮＩＴＡ」で活動していた、江川有未（３４）は翌年２００２年のグループ解散後、グラビアアイドルとしてＤＶＤや写真集をリリース。健康的な魅力で人気になった。２００４年には特撮テレビドラマ『仮面ライダー剣』（テレビ朝日系）でヒロインを演じ、女優だけでなく歌手としても活躍。２００６年７月６日に所属事務所のサイトで、一身上の都合による芸能界引退を発表。翌年１月１３日のお笑いコンビ「アメリカザリガニ」の平井善之（４３）と結婚した。２人は熱烈なゲームファンで、平井は「夫婦で、ゲーム、焼酎、ゲーム、ワイン、ゲーム、ゲーム…。そんな感じで、ゲーム夫婦の完成です」とファンに語っている。
グラビアアイドルにとって人生の「アガリ」とは一体なんだろう？ タレントや女優としての成功もいいだろうが、一般の女性同様、「結婚」も当然の選択だろう。ファンにとっては複雑な思いだが、お世話になったぶん、彼女たちの幸せを祈ろうではないか。
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