中居、光一、亀梨…「ジャニーズと野球」の深い関係の画像
中居、光一、亀梨…「ジャニーズと野球」の深い関係の画像

 先月13日、東京ドームでジャニーズ野球大会が開催された。高校生のジャニーズJr.がキャリア30年弱のV6・坂本昌行と同じチームに属するなど、まさに先輩・後輩の垣根を越えた一大イベントだ。そもそもジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川社長が50年代に創設した少年野球チーム「ジャニーズ」が元となっているといわれる。そのチームのメンバー4人を起用し、現在の芸能事務所を設立したらしく、野球には縁が深い。そのためか、現在所属するタレントにも野球経験者が多い。

 もっとも有名なのは、SMAP・中居正広だ。小学校6年生まで野球漬けの毎日で、神奈川の辻堂に引っ越したあとも自転車で30分ほどかけて練習に通っていた。その甲斐あってキャプテンになったが、肘を痛めて野球の道は断念。幼い頃からの夢だった「将来の夢は巨人の選手」に見切りをつけて、中学生でジャニーズ事務所に入所した。

 現在中居は現役野球選手が舌を巻くほど、野球に関する豊富なデータと知識が頭に入っている。試合前に登板する投手、スタメンなどを予想するのが趣味で、その熱烈な野球愛が買われ、野球に関するテレビ特番にも数多く出演。今年3月からは、『週刊ベースボール』で月1連載「中居正広のとことん野球好き!!」が始まっている。

 そんなSMAPの後輩にあたるKinKi Kids・堂本光一も、小学生のころはリトルリーグに入部していた。退部後も草野球チームに名を連ねていたというから、筋金入りだ。光一といえばF-1(車)好きで、テレビの解説や専門雑誌での連載など、モータースポーツのイメージが強いが、野球に対する思い入れも強いらしい。

 5月からソロ活動中のKAT-TUN・亀梨和也も中居同様、野球の経験と知識が豊富だ。『Going!Sports&News』(日本テレビ系)ではスポーツジャーナリストとして活躍中である。

 そもそも、「和也」という名前は大人気漫画『タッチ』の主人公・上杉和也から取られたそうだ。小学1年生から野球をしており、6年生の時は地元・東京都江戸川区の「開催地枠」から少年軟式野球世界大会へ出場している。中学では硬式野球の名門・江戸川東リ卜ルシニアに入団し、高校1年生で即レギュラー、主力選手になっている。

 超ゲーム好きのインドア派、外で活動するイメージが希薄な嵐・二宮和也も実は野球経験者である。小学生時代の2年間だけだが、野球に没頭していた。そんな経験があったからか、2014年には主演ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日テレ系)で、弱小野球部の監督を好演した。

 小学校の6年間のすべてを野球に捧げたジャニーズといえば、Kis-My-Ft2・横尾渉、中山優馬、A.B.C-Z・河合郁人などがいる。

 運動神経はジャニーズタレントにとって必須条件。ジャニーさんは「いいバッティングを見せる子」を採用する……なんていう都市伝説もあるらしい。

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