住む家はこう選べ! 独身女性のための「かしこい部屋探し」の画像
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 結婚することを選択しない「おひとり様」が増え、単身用のマンションや小さな戸建てを購入する女性も増えているそうです。でも、ちょっと待って!! その選択、失敗かもしれません!!

「買う」と「借りる」、住居を選ぶ際、どちらのほうが「良い」のか。女性のファイナンシャルプランナーにズバリお聞きしたところ、「絶対に、借りる方をオススメします」と、直球な回答が戻ってきました。その理由を訊ねてみると以下のような答えが。

 賃貸であれば――
「これまでの貯蓄に手をつけずに済む」
「立地条件の良い場所を選ぶことができる」
「住み替えが簡単にできる」
「収入に合わせて家賃の上下が選べる」
「家賃以外に住宅用の費用がかからないので、予算が立てやすく、貯金しやすい」
「地震が頻発する日本で、高いお金を出してマイホームを購入しても意味がない」

「購入」する場合は、よほど地理的条件が良く地盤ががっちりしていて、30年後でも同程度の値段で売買できる物件でない限り、間違いなく「損」なのだそうです。

 では、賢い「賃貸」生活の楽しみ方とはどんなものなのでしょう。むろん、やみくもに「賃貸」生活をすればいいというものでもないようです。

 女性であれば、借りる物件はアパートやコーポではなく、マンションなど耐震に優れ、安全面も安心で頼りになる物件を見つけましょう。

 さらに大切なのは、不動産会社が直接持っている(運営・経営している)物件を探すこと。不動産の賃貸広告などで「仲介」と書いてあるものはすべてNGです。不動産会社が持っている物件であれば、仲介手数料が不要なので初期費用が安くなります。

 また、こうした物件であれば、同じ物件内での転居が無料、または格安で行えます。引っ越し費用がかなり安く抑えられますし、電話番号などはそのままでOK。これが持ち家だとしたら、壁紙を張り替えて、キッチンをリフォームして……とお金も手間もかかりますが、賃貸ならば不動産会社がきれいに整えてくれた部屋に、ほぼお金を使わず、引っ越すことができます。

 こうした物件を探すのは簡単ではありませんが、チラシやネットなどでじっくり調べれば必ず運命の物件に出会えるはずですよ!

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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