ボロボロの「古いブランド品」が“驚きの値段”で売れちゃう!?の画像
ボロボロの「古いブランド品」が“驚きの値段”で売れちゃう!?の画像

「まとまったお金が欲しい!」「今持っている物を売って稼ぎたい!」、そんな時は手持ちのブランド品をチェックしてみましょう。思わぬ「お宝」が眠っているかもしれません。

 中古ブランド品業界で、今注目を浴びているのは「ヴィンテージ」と呼ばれる20年以上の年月を経た古いブランドアイテムです。通常のブランド品は、旬のアイテムや発売からあまり時間が経っていないもののほうが、高い買取金額がつくものなのですが「ヴィンテージ」はここ数年で人気が急上昇。販売価格もそれに伴い、3~4倍に伸びているといいます。(情報提供:BRAND OFF銀座本店)

 たとえば5年前には5000円程度の査定だったヴィトンのヴィンテージバッグが、今なら2万円ほどで買い取ってもらえることも。「もったいなくて売らずにいたけれど、いまさら使わないかも」というような、20年以上前のブランド品がクローゼットに眠っていたらまさに今が売り時です。すぐにでも査定に持ち込んでみましょう。

 ちなみに人気があるのは、シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトン、カルティエ、グッチといった、誰もが欲しがるハイブランドです。これらのヴィンテージであれば、たとえ内側のポケットが破れていたり、内面のエナメルコーティングが剥がれてボロボロになっていたとしても、思ってもみない査定価格がつくこともあります。

 特に人気が高まっているのがエルメスのスカーフ。世界的にコレクターが多く、自分では「これダサ~い!」と思っていたスカーフが、思わぬ高値で買い取ってもらえたりします。

 アクセサリー類でもヴィンテージは人気で、当時1万2000円ほどで発売されていたシャネルのイヤリングが、中古品にも関わらず2万円の高値で買い取りされ、4万円の値段を付けて売られていることも! おばあちゃんやお母さんから譲り受けたのはいいけれど、古臭いし、自分の趣味に合わないから「一生タンスの肥やしかも」なんてブランド品があったら、サクッと売って、そのお金で親孝行するなんていうのもアリかもしれません。

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

本日の新着記事を読む