野村宏伸「共演者のランク付け」が、仕事激減の理由だったの画像
野村宏伸「共演者のランク付け」が、仕事激減の理由だったの画像

 6月6日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に俳優の野村宏伸(51)が出演。かつて仕事が激減していった理由について明かした。

 1997年にドラマ『ラジオびんびん物語』(フジテレビ系)などの「びんびんシリーズ」に出演し、一躍、人気俳優となった野村。その後も連続ドラマの主演オファーが次々にやってくるのだが、びんびんシリーズで演じた榎本のような頼りない男の役は嫌だと路線変更を図り、そのせいで低視聴率を連発してしまった。その結果、もらうのは脇役のオファーばかりになってしまったという。

 しかし野村は「見栄を張って自分のステータスを下げられない。いろいろなドラマの2番手、3番手の存在感のある役のオファーもあったんですが、一度主演を務めたという見栄が邪魔をして断ってしまったんです」と、強気の態度に出ていたことを告白。さらに脇役で受けるときにも共演者のランク付けをし、「後輩のあいつが主演で、なんで僕が2番手なんだとか、あの人はいいけどこの人の下は嫌だとか」と文句三昧。そのため制作陣からうるさがられ、仕事が激減していったのだという。この当時の考え方について野村は「未熟だった。今となれば悔しさを飲み込んで、与えられた仕事を淡々とこなせばよかった」と、反省をしていた。

「野村が“テング”になっていたのは、当時、共演していた田原俊彦(55)の影響もあったようです。しかしその田原も独立のゴタゴタなどがあって、勢いを急速に失っていきました。2人とも今は地道にやっていますが、芸能界で生き残るというのは、本当に難しいですね」(芸能誌記者)――現在、売れている若手俳優にも、ためになる話だったのではないだろうか?

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