今度は落語界から不倫が発覚した。その当事者である落語家の三遊亭円楽（６６）は１０日に会見を開き、自身の非を認め謝罪した。この会見はさまざまなワイドショーでとりあげられたが、普段は“辛口”なコメンテーターたちも、皆そろって絶賛のコメントを寄せている。
小倉智昭キャスター（６９）は『とくダネ！』（フジテレビ系）で「いつもの笑点よりはるかに面白かった」と、その話術に引き込まれたと語った。不倫発覚後に「身から出たさびだ」と謝罪する円楽に、「でもさびも味になるわよ」と返したという妻についても触れ、「奥様がバックアップしてくれるという背景があると、こういう風にできるんでしょうね」とコメントした。
フリーアナウンサーの宮根誠司（５２）も１０日の『情報ライブ ミヤネ屋」（日本テレビ系）でこの話題をとりあげ、「やられたことはやられたこととして……」と前置きしながらも、「これだけリポーターの方が聞き入る会見はない」と円楽の会見を絶賛。番組に出演していたガダルカナル・タカ（５９）も「人情話を聞いてるような感じ。これだけ全部言われたらツッコミどころがなくなってしまう。テクニック満載の素晴らしい会見」と同意した。
「小倉さんや宮根さんは、ここ最近の不倫騒動では厳しいコメントを寄せていたので、今回も同じ調子でいくのかと思ったのですが意外な反応でしたね。円楽師匠と年代が近いということで、見方も異なってくるのかもしれません」（芸能ライター）
“ちょっと笑い”にしたことで正面からの批判をかわした円楽師匠。今年に入って芸能人の不倫騒動が連発しているが、後発になればなるほど「謝罪」の技術も少しずつ洗練されているような気がしないでもない。
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