関ジャニ村上、ジャニーさんだけが認めてくれた「大失敗」とは!?の画像
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 誰が名づけたのか、ジャニーズ事務所には「特待生」なる言葉があるという。少年隊の東山紀之や嵐の松本潤、KinKi KidsやTOKIO城島茂のように、ジャニー喜多川社長が直接スカウトして、入所を認めた者のことを指すようだ。しかし、オーディション会場では、当然ジャニー社長は大勢の素人男子を目にするし、声もかける。だから特待生というシステムが本当に存在しているのかどうかは謎である。

 逆に「ダイヤの原石」のような輝きはなく、本番でトチりまくった不幸が幸いに転じたパターンもある。関ジャニ∞の村上信五がそうだった。村上は、中学生で関西ジャニーズJr.になった直後、大阪でKinKi Kidsのバックダンサーとしてステージデビューを飾った。

 その後も声がかかるようになり、村上はステージ慣れしていった。そして、そのうちテンションが上がってしまった村上は、主役であるKinKiの2人をさしおいてローラースケートでステージ上を駆け回ってしまったという。

 村上があまりにも豪快に、縦横無尽に滑るため目立ってしまい、一部観客の間では失笑が漏れていたそうだ。普通なら、「先輩の大事な晴れ舞台を台無しにして!」と怒られるかもしれない状況である。しかし天下のジャニーさんは、違った。そんな村上に対し、「YOU、根性あるよ!」と褒めたのだ。

 Jr.は、小、中学生がメインで、運動神経がよく、細身の体に小さな顔であることが、フロントポジションにより早く進める条件といわれる。村上はこの条件に当てはまっており、それにプラスして失敗しても諦めない「根性」を買われたようだ。

 普通に考えたら“アウト”なパフォーマンスで名前を上げた村上。バラエティなどで活躍する現在の姿を見れば、その時のジャニーさんの目がいかに正しかったのかが分かるはずだ。

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