意外に知らない「熱中症対策」最低限の“基礎の基礎”の画像
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 夏といえば、海やプールにBBQ、お祭りに花火大会とイベントが盛りだくさん。しかし、楽しみの裏には熱中症の危険も! ヒートアップするのは気持ちのほうだけにして、くれぐれも熱中症には注意したいものです。

 昨年は熱中症で5万人以上の人が救急搬送されたそうです。これだけ毎年、熱中症といわれているので、運ばれた人の中には普段から気をつけていた人もいるはずです。しかし、想像以上に気温が上昇することもありますし、中には対策の仕方を勘違いしている人も……。今回は意外と知られていない熱中症対策のおさらいをしたいと思います。

 熱中症は、炎天下で運動や作業をしていた人のみに起きる症状ではありません。最近では室内での熱中症も多いそうです。熱中症は、気温と湿度のバランスによって起こります。夏場は室内でも高温になるため、換気をしながら扇風機を使い、湿度を下げましょう。老人や乳幼児は汗をかきにくく、体温調節が上手にできないため、熱が体内にこもってしまい、熱中症の危険が高まります。真夏には室内でも30度を超えることもあり、湿度も高めなので、エアコンを使うようにしましょう。

 夏でも外出が多い人は、外の猛暑と室内の冷房の冷気に繰り返しさらされることで、やはり体温調節がうまくいかなくなることがあります。それを防ぐためには、普段からほどよく汗をかき、ミネラル入りの飲料などで水分補給をするようにしましょう。もし暑さによって、軽いめまいや頭痛が起きた場合は、すぐにスポーツドリンクや経口補水液を飲みましょう。また帽子や日傘で直射日光をできるだけ遮ることも大切です。せっかくの楽しい季節、熱中症に注意して目いっぱい楽しみましょう!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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