土田晃之『キングオブコント』の審査方法に苦言 「どういう基準なんだろう?」の画像
土田晃之『キングオブコント』の審査方法に苦言 「どういう基準なんだろう?」の画像

 お笑い芸人の土田晃之(44)が、9月11日放送のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)で、『キングオブコント』の審査方法に疑問を呈し、話題を呼んでいる。

 10月2日に放送される『キングオブコント2016』(TBS系)の決勝に出場する10組が発表されたことを受け、土田は出場コンビ名を読み上げてから、持論を展開。「このメンバーに対しては、どうこう思わないです。もうみんな実力者」「ネタには定評のある方たちだと思う」と前置きをしたうえで、自身が司会を務めた『じわじわチャップリン』(テレビ東京)に出演したコンビ「しゃもじ」について語った。土田は、「去年のこの大会(キングオブコント)が終わったぐらいのときに、マセキ芸能社のしゃもじっていう沖縄出身の二人組がいるんですけど、面白かったんですよ」と語り、同じく『チャップリン』の司会を務めるピースの綾部祐二(38)と「なんであんなに面白いのにキングオブコント決勝とか上がらないんですかね?」と語り合ったことを明かした。

 土田は「だって、キングオブコントの決勝で見たコンビよりも、全然面白かったりするのに」と続け、「どういう基準なんだろうね?」「誰? 審査員って」とキングオブコントの審査員にも切り込んだ。

「お笑い賞レースの審査方法については、これまでもたびたび議論の的になってます。2007年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)では敗者復活からサンドウィッチマンが優勝し、2015年も同じようにトレンディエンジェルが敗者復活から優勝しました。そのとき、優勝するほど面白いコンビを落としていたということで、審査そのものを疑問視する声が上がってます。キングオブコントもすでに8回開催されていますが、2014年、2015年と2回連続で決勝の審査方法を変更していますし、まだまだ賞として未完成という印象はありますね」(お笑いライター)

 中堅芸人として活躍する土田としては、やはり自分が本当に面白いと思う後輩たちに活躍してもらいたいと願っているようだ。今年の決勝には「かもめんたる」「しずる」「ジャングルポケット」ら、現在バラエティ番組で活躍中のグループに加え、「だーりんず」「ライス」といった初出場の芸人も出場する。

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