9月17日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に、アンガールズの田中卓志(40)が出演。“ハゲている”といじられるようになったきっかけを暴露する場面があった。
前回に引き続きゲストはあばれる君(29)。雨上がり決死隊の宮迫博之(46)が、「あばれるよ! ハゲとるやないか!」と主張。芸人はハゲを自虐ネタにして笑いを取るものだが、あばれる君は隠しているから扱いづらいというクレームがつけれられた。
明石家さんま(61)に「これはどういうことやねん」と聞かれたあばれる君は、「いやいや隠してないですよ。ハゲてます、ハゲてますよ。よく見てくださいよ。ハゲてるじゃないですか。それでいいじゃないですか。じゃ、交換してくださいよ、頭を!」と芸人たちに向かって逆ギレしていた。
そんなあばれる君を、先輩であるネプチューンの堀内健(46)が「ハゲてるんだかハゲてないんだかは、事務所の見方なんですよ」とフォロー。自身やあばれる君が所属するワタナベエンターテインメントの芸人たちは、たとえハゲていてもそれを売りにしていないのだと説明した。
同じ事務所の田中も、「俺も最初は“ハゲてない”でやってたんですよ。でも吉本の人と絡んだらハゲさせられたんです。パッと(前髪を)上げられて“お前ふざけんじゃねぇよ”って。だから吉本の人と絡んだら、ハゲは献上しなきゃいけないんです」と吉本興業の芸人たちのせいでハゲキャラになってしまったと訴えた。
さんまは「申し訳ない!」と吉本の一員として謝り、張本人の宮迫も「ごめん! ごめん!」と手を合わせてわびた。さんまは「これは吉本も悪いわ。吉本はウケりゃええと思ってズカズカ土足で。土足どころか、俺らスパイクはいて入ってるからな。それがあかんわ――」と田中たちに申し訳なさそうに謝罪した。
「吉本興業は他の事務所に比べてギャラが安いことで知られますが、他にも事務所によって様々な待遇の違いがあるようです。吉本では、年齢ではなく“芸歴”で先輩後輩の上下関係をハッキリさせますが、他事務所はそれほど厳しくありません。食事などを先輩が後輩におごる、という暗黙のルールも、吉本が特に厳しいようですね」(お笑いライター)――サラリーマンにおける、社風の違いのようなもの!?