V6岡田准一&関ジャニ∞村上信五が、ジャニーさんに「ミスしても褒められた」ワケの画像
V6岡田准一&関ジャニ∞村上信五が、ジャニーさんに「ミスしても褒められた」ワケの画像

 これまでに何人もの少年たちをスターにしてきた、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長。50年以上続く事務所の代表だけあり、その発掘力には定評がある。一見普通の少年が、ひとたびジャニーさんの手にかかれば、キラキラしたアイドルになるのだから、才能を見抜く目は実に確かだ。

 もちろん彼らを磨くための、ジャニーさんならではの教育方針もたくさんある。中でも、KinKi Kidsの堂本光一が今でも忘れられないのが、「間違えた人を絶対に怒らない」という方針だ。

 ある日V6のコンサートで、最年少の岡田准一が、間違えて他の5人と逆の方向へ走っていったことがある。それを見ていたジャニーさんは終演後、「YOU、カッコいいよ!」と称えたそうだ。

 関ジャニ∞の村上信五も、ミスで褒められた経験がある。村上がまだジャニーズJr.として活動していた頃、KinKiのバックダンサーとしてステージに上がったときのことだ。エンディングでテンションが上がりすぎた村上は、主役の2人を差し置いて、ローラースケートでステージ上を滑りまくって目立ってしまった。ところがジャニーさんは、「YOU、根性あるよ」と、褒めてくれたという。

 現在、東西合わせておよそ700人はいるといわれるJr.たち。1日に7~8時間のダンスレッスンに耐え、売れっ子になったらなったで、短時間に多くの振りつけを覚えたりしなくてはならない。たった3時間で13曲もの振りつけを覚えたという者もいる。それほど優秀でも、次の舞台に立てる保証など、どこにもない。Jr.の大半は、メインステージを踏む前に挫折し、退所してしまうからだ。たとえミスをしてしまっても、なんとか前に出ようとするたくましさがなければ、芸能界では生きていけない。なによりも求められるのは積極性、だからジャニーさんは失敗を褒めるのだろう。

 しかし、SMAPの中居正広は、ジャニーさんがとても怖かったようだ。中居が10代の頃は、反抗的だった時期もあり、ジャニーさんにどなりつけられ、物を投げられたこともあったという。他にもいろいろ間違えたり、覚えなくてはいけないことを覚えられなかったりして、しょっちゅう怒られていた。それだけ中居がヤンチャだったのか、最近のタレントが従順になったからなのか、ジャニーさんの教育方法が変わっただけなのかは分からないが、いずれにせよ、ジャニーさんのアイドルを育てる腕が一流なのは、間違いない。

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