水嶋ヒロに忽那汐里、小出恵介も!? 実は帰国子女だった有名タレントたちの画像
水嶋ヒロに忽那汐里、小出恵介も!? 実は帰国子女だった有名タレントたちの画像

 モデルで女優の河北麻友子(24)は世間知らずなキャラで登場することが多く、7月30日放送の『王様のブランチ』(TBS系)でも、地方ロケで見た囲炉裏に「掘りごたつですか?」という珍コメントをして共演タレントを驚かせていた。それもそのはず。河北はニューヨーク生まれの日系アメリカ人4世で、日本の古い文化を知らないアメリカ在住12年の帰国子女なのだ。2003年に女優を目指すために単身で初来日。その年の第9回全日本国民的美少女コンテストでグランプリとマルチメディア賞をダブル受賞し、芸能界入りした。英語が得意な反面、漢字は今でも苦手だという。

 河北以外にも実は帰国子女だった芸能人は多く、女優の忽那汐里(23)はシドニー生まれの日系オーストラリア人3世で、オーストラリア在住14年。2006年に日本で女優を目指すため、学校の冬休みを利用して来日。その年の「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞すると、2007年にドラマ『3年B組金八先生』(TBSテレビ系)第8シリーズに、帰国子女役で女優デビューした。実家での会話は日本語だったため、完璧な日本語を話せると思っていたが、撮影現場で発音がおかしいと指摘されたそうだ。

 次男が亡くなってから約2年、7月6日に第3子の妊娠を報道された女優の香椎由宇(29)は、小学校の6年間をシンガポールで過ごしていた。中学進学を機に帰国。2001年、中学生のとき本名の「香椎悠子」で、ファッション雑誌『mc Sister』(婦人画報社)の読者モデルとしてデビュー。同年、薬用美容液のCMで注目された。目白大学の英米語学科に進学すると、2007年4月から7月まで、カナダでの語学留学研修のため、芸能活動を休止していたが、同年10月に復帰した。

 話題の映画『シン・ゴジラ』で消防隊隊長役を演じている俳優の小出恵介(32)は、有名企業で働いていた父親の仕事の都合で、小学校2年から5年生までインドのニューデリーで3年間を過ごした。現地ではインターナショナルスクールに通っていて、英語とヒンディー語を習得したそうだが、現在はヒンディー語はほとんど忘れてしまったそうだ。英語以外にも大学で学んだ中国語も話せるらしい。インドでは4人家族それぞれに専属の運転手がつき、住んでいた家はトイレが3つあったそうだ。

 7月20日に自身のインスタグラムで点滴の最中の写真を投稿し、ファンを心配させていた、俳優の水嶋ヒロ(32)は大手重工業会社に勤めていた父親の仕事の都合で、小学校6年間をスイスのチューリッヒで過ごし、中学進学を機に帰国。スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つが公用語だが、インターナショナルスクールでは英語を習得していて、現在もネイティブスピーカーだ。昨年のバラエティ紀行番組で、かつて暮らした街を訪れると、「日本人というだけで周囲から差別やイジメを受け、(精神的に)極限まで追いつめられていた」と過去を告白している。

 語学に堪能だとしても、日本で芸能活動をする限りそれほど活かせる場面は多くない。帰国子女だとしても、売れる売れないには、あまり関係ないようだ。

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