「パサパサ髪」は、髪の洗い方・乾かし方に原因があった!?の画像
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 髪がパサついてしまってヘアスタイルが決まらないということ、ありますよね。これからだんだん寒くなるにつれ、空気が乾燥してくると、ますますそんな悩みが増えてきそうです。そこで、髪がパサつく原因と改善するポイントを紹介します。

 一般的に健康な髪の水分量は12%前後といわれています。しかし、髪が傷んでいると水分量は10%以下に低下します。この傷みやパサつきは、髪表面のキューティクルがダメージを負い、めくれたり、はがれたりすることで水分を保てなくなることが原因です。キューティクルを健康に保つにはどうしたらいいのでしょう。

 まず髪を洗うときは、シャンプーをつける前にしっかりシャワーなどで髪の汚れをすすぎましょう。シャワーが熱すぎると、髪や頭皮に負荷がかかるので、ぬるま湯ぐらいが最適です。そしてシャンプーは、洗浄力の穏やかなアミノ酸系のものを選びましょう。髪がパサついているのは、皮脂を必要以上に洗い流している可能性があります。

 先にシャワーでの予洗いをしておくと、シャンプーの泡立ちもよくなります。また、シャンプーは手のひらで泡立ててから、頭皮、髪を優しく揉み洗いし、すすぎはシャンプーが残らないようにしっかりと行います。シャンプーのやりすぎも皮脂を必要以上に落としてパサつきの原因となるのでNGです。

 シャンプー後は、髪を濡れたまま放置すると、水分の蒸発とともに髪内部の水分も抜けてしまうため、すぐに乾かすのがポイント。ドライヤーを使う前に、髪をタオルで優しく押えて水分を取ります。ゴシゴシとこすると髪が傷むのでご注意を。ドライヤーは、頭から20センチほど離して使います。風は上から当て、髪の根元から乾かしていきましょう。一通り乾いたら、温風から冷風に変えて髪表面の開いたキューティクルを引き締めます。

 髪の洗い方と乾かし方を見直すだけでもパサつきはずいぶんと解消されるはず。パサつきの原因には、他にもカラーリングやパーマなども影響するので、あまりにも傷んでいるときは美容師さんに相談してみましょう。過度なダイエットや食事制限でも、髪に栄養が回らず、パサつくということもあるようです。まずは原因を見極めて、自分にあった改善法を試してみましょう。

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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