今年９月、電車の中で化粧をする若い女性を「みっともない」と批判した、東急電鉄のマナー広告が物議をかもした。１１月７日に放送された『バラいろダンディ』（ＴＯＫＹＯ ＭＸ）でもこの話題が取り上げられたが、ＭＣを務める女優の遠野なぎこ（３６）がバッサリと斬り捨ててしまったようだ。
今回の騒動は、東急電鉄の広告に対し「確かにみっともないと思う」といった声がある一方で、「若者だけではなく年配女性も化粧をしている」「数あるマナーの中で化粧だけを取り上げるのは不公平だ」といった批判の声が上がっている、というもの。
番組ではそうした背景が説明され、出演者たちにそれぞれ意見が求められた。タレントの武井壮（４３）は「ＯＫだと思いますし、化粧をすればいいと思う。ですが、ステキだなとは思うことはないですよ。たとえば電車で男の人がひげ剃りをしていたらカッコいいと思わないでしょ？ それと同じで、迷惑とは感じないけどステキだとは思わない」とコメント。この意見には漫画家の倉田真由美（４５）も「まったく同じ、私たちは全然迷惑こうむってないもの」と同調。しかし、今回の広告が炎上騒動を起こした件については、「こういうふうに意見が分かれてるマナーの問題を、一方的に“これはみっともない”というふうに切り捨てるのは危険な時代」と、広告としては失敗だと見解を述べた。
この話題を終始けげんな表情で聞いていた遠野は、ここで話を振られ「だって、電車で化粧してる人って、だいたいブスなんですもん」と発言。さらに「偏見じゃないの。羞恥心を感じないってところに美を感じない」と続けた。
「遠野は今年の９月にも同番組で、ＡＫＢ４８のメンバーである柏木由紀（２５）の“すっぴん”が話題になっていた件について、“化粧したところで……”と鼻で笑っていました。現在はコメント仕事はあまり多くはない遠野ですが、彼女のナチュラルな暴言が聞けることもあり、我々にとっては見逃せない番組になってますね」（芸能誌ライター）
遠野なぎこの今回の暴言が、電車内でのマナー向上のきっかけになればいいのだが……。
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