宮根誠司アナ「騙されたらアカン」西野亮廣の“無料公開”をバカにするの画像
宮根誠司アナ「騙されたらアカン」西野亮廣の“無料公開”をバカにするの画像

 1月24日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に、キングコングの西野亮廣(36)が出演。現在大きな話題になっている西野の「無料公開」騒動について、番組MCの宮根誠司アナ(53)とバトルを繰り広げる場面があった。

 1月19日、西野が昨年10月に発売した自作の絵本『えんとつ町のプぺル』(幻冬舎)をネット上で無料公開し、自身のブログで「『お金がない人には見せませーん』ってナンダ? 糞ダセー。」「お金の奴隷解放宣言」などと記述したことで、ネットが炎上している。

 この件について、番組では街頭インタビューを実施し、「出版社とかにお金が入らなくなるのを考えてないんかなって」「生理的に無理です」「お金を払って買ってる人もいるので。もっと時間たってからやったらいいのかもしれないですけど」「たとえば映画で、先月公開したやつが、次の月に地上波(で放送)みたいな感じですよね。自分でもし買ってたら、許せないです」「買った意味なくないですか?」などの声を取り上げた。

 また、発売当初に宮根が番組で「不覚にも泣いたわ!」とコメントしたところ、Amazonの「絵本」ランキングの1位から4位までを西野の作品が独占した、などと恩着せがましく紹介した。

 生中継で出演した西野は「それは、ありがとうございます、ですよ。それはね、ほんと感謝してます。ただ、VTRの作り方でひとつ申し上げたいんですけど、無料公開について賛否両論、みたいになったんですけど、世間の人の声のほとんどが、生理的に無理だとか、西野が嫌いだとか、ぜんぜん無料公開と関係ないところだから。あれ、マイナスですよ宮根さん」と訴えた。

 その後、宮根アナが「さあ、西野先生、『えんとつ町のプぺル』ネット無料公開、これいろんな意見が出てますけれど、これについての反論どうなんですか?」と促すと西野は、今も絵本そのものは2000円で売られており、ネット上では無料で公開したが、それによって売り上げがすごく伸びたので、出版社や本屋が損をしているわけではない、とし「僕たちは、知ってるものしか買わない」「10人に立ち読みしてもらうより、1億人が立ち読みしたほうが多くの人に届く」などと説明した。

 しかし宮根アナは「“2000円は高い。自分で買えない。”“『お金がない人には見せませーん』ってナンダ? 糞ダセー。”とか言ってるけど、要は呼び水で買ってもらおうっていう戦略やろ?」とバカにし、「だまされたらアカン思うねん、僕ら」と、西野の主張に耳を貸さなかった。

「いい作品を作れば自然に売れる、と思っている作家さんは多いのですが、実は創作以上に大切なのは、売るための努力です。今回は『無料公開』が批判されていますが、実は昔からある手法。それを効果的に使って、出版社任せにせずに自らプロモーション活動をしてくれる西野さんは、とても良い作家さんだと思いますよ」(書籍編集者)――初版1万部の予定だった『えんとつ町のプぺル』は結局、25万部まで増刷。西野亮廣は本当に天才かもしれない!?

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