ピコ太郎ブームに便乗!? あのボキャブラ芸人が復活していたの画像
ピコ太郎ブームに便乗!? あのボキャブラ芸人が復活していたの画像

 2月16日、『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)にお笑いタレントの金谷ヒデユキ(51)が出演。現在の近況について語った。

 金谷は90年代に高視聴率を誇ったテレビ番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)でブレイク。“地獄のスナフキン”というキャッチフレーズで知られ、毒舌系の替え歌ネタで人気者となったが、番組終了後は長らくテレビから姿を消していた。

 番組では金谷が2曲ネタを披露した後、当時のMAX年収を暴露。一番いいときで月収200万円、年収は2000万円ほどだったという。しかし、金谷は替え歌を歌っているうちに音楽をやりたくなり、芸人を辞めることを決意。その際には『ボキャブラ天国』で共演していた爆笑問題の太田光(51)が熱心に止めてくれたと言い、「“お笑い辞めて音楽やる”って言ったら“バーカ、バーカ! 何言ってんだおまえ”って。“おまえなんか音楽やったって売れるわけねぇだろ!”って(言われた)」と、懐かしそうに振り返った。

 しかし結局、金谷は33歳で歌手に路線変更。事務所を辞めてお笑いの仕事を一切断り、CDを出したものの、パッとせず手売りの日々。それでも売れずに無収入の生活が続き、貯金がいよいよなくなった頃、「見るに見かねた知り合いが“声優っていう仕事があるよ”って教えてくれて」、人気ゲームソフト『龍が如く』のチョイ役をもらうことができたのだという。そうすると、その仕事をきっかけに声優のオファーがくるようになり、現在は大御所の声優が所属する事務所に在籍し、順調に声優をやっている、と近況を語った。

 何の声をやっているのかと聞かれた金谷が「一番有名なのは『きかんしゃトーマス』の“チャーリー”っていう機関車」と答えると、スタジオ中が「えーっ!」と沸き、金谷の声優としてのキャリアのすごさを認識していた。

 現在、声優はギャラの単価が安いため、作品をかけ持ちして稼いでいるという金谷は、「最近、漫才協会に入った」と報告。歌手に転身して封印していた芸人活動を解禁したと語った。同じくボキャブラ芸人だった古坂大魔王(43)がプロデュースしたピコ太郎について聞かれると、「ピコ太郎がブレイクしたおかげで“ピコ太郎のブレイクが悔しい芸人”っていう仕事があって」と明かし、MC陣は爆笑。ネプチューンの名倉潤(48)は「そんな仕事あるんや!」と驚いていた。

「金谷ヒデユキは2009年頃から芸人活動を復活させていましたが、昨年、ナイツの塙宣之(38)が副会長を務める漫才協会に入り、浅草東洋館などに出演しています。ボキャブラ芸人の中には、現在、売れっ子になっている人も多いので、テレビに呼ばれる機会も増えるかもしれませんね」(お笑いライター)――ピコ太郎のように再ブレイクなるか!?

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